ボブ・ディラン『I’m not there』

hitto2009-09-28

カーッとした太陽は隠れてしまったけれど、少し動くと汗ばんでくる。
今にもひと雨きそうな空と、ムシムシとした風が吹いている。


今日は自転車を走らせお出掛け。
駅前のアーケードはいつからか、自転車からは降りて歩くことになっている。
平日と言っても駅前通りは大勢の人、お年寄りや子供、ベビーカーに妊婦さんも歩いています。
自転車がへたくそな私にも、その方が有難いです。


ところがやっぱり何人もの違反者がいます。
危険だな・・・と思いつつ見ていると、私と同世代の女性が(自転車から)降りずに走っている・・・その前方を行くのは、決まりを守り自転車を押して歩く若い女性、その後ろに近付くと・・・突然中央に寄った前の女性の自転車の後ろ部分と、後ろから自転車を走らせた中年女性の自転車の前輪部分がぶつかってしまった・・・「あ、危ない!」と口に出す前に、自転車は走り去ってしまいました。


何とも許せない気分・・しかも私と同年代のおばちゃんだ・・・それまでのルンルン気分が一瞬で怒りに変わってしまった。
そんなに急いで、どこまで行こうというのだろう?それを差し引いても、謝るぐらいのことはしてほしかった。


帰ってから、借り物のDVD、ボブ・ディランの伝記映画『I'm not there』トッド・ヘインズ監督・・・を観るが、なかなか頭に入っていかない。
それでも影響力のある音楽の中に身を置く・・・6人がディランの側面を演じている。
中でも女優のケイト・ブランシェットさんに好感を抱く・・・女性でありながら見事にディランなのだから不思議だ。