好きなもの

hitto2009-11-06

朝の連続テレビ小説、見たり、見なかったりの「ウェルかめ」並行して朝刊に目を通している時間なので、殆ど時計代わりにして流している程度で、今も気持ちがなかなか主人公に向かない。
それでも大筋はつかんでいるつもり・・・。

今回のヒロインは不器用ながらも自分の生き方を模索する、所謂「自分の根っこ探し」の青春が描かれている。

時々、表現や言葉が素直に胸にストンと落ちる時があります。
ブログやHPを読むようになって、特に私が惹かれるのは、それらの言葉だったと思う。
現実には出会うはずもない様々な人の記事は「なるほど」と感心したり、「そうだよな」と共感したり、実に様々な表現で今を生きていることが分かり、狭い世間で生きている私には、きっと多くの勇気を与えてくれているのだと思う。


今日の「ウェルかめ」亀園由香(松尾れい子)がヒロインに宛てたメール、好きなもの(ウミガメ)について、真剣に考え言葉にしたという。
本当に好きなものは、それだけ何時間見ても飽きないということ。
好きなものに自分の気持ちが映されるという。好きなものに出会う前の自分は、それが欠けていたと思うくらい。
出会ったことで、自分が分かってくる。
と、いうような内容だったと思う。


「心の琴線にふれる」というような、単純だけれど、好きなものは理屈じゃないのだろう。
そこにいたい、それに触れていたい、読んでいたい、聴きたい、観ていたい、それは時間を忘れるほどに夢中になっているということ。
何れ限界は来るのだろうが、好きなものに囲まれている間、心の奥深いところで感動をしみじみ味わう、そして何時間でもそうしていたい欲求が生まれる。
そんな欲求が満たされるような日々なら、どんなにか幸福な毎日だろう。


私は結構シツコイ性格なので、回りの目には飽きがくるほど(呆れるほど)シツコク好きなものを追いかけたいと思っている。
この頃、ネットを始めるようになって、当たり前だが上には上がいると思い知らされます。
好きな度合いも又様々だと感じてしまう。


けれど、自分の好きだという感情がどこかへ行くこともなく、自分流に浸っている。
その好きなものの中に、ブログの記事が入っていることになる。本当の意味でその本人が見えているわけではないけれど、その人の言葉の威力に一生懸命さが伝わってくるようで、私はいつも影響を受けている。
だから、いつまでも元気で書き続けてほしいと思うし、言葉に傷つかないでほしいと思います。


少し話がずれてきたけれど、まあいいか、これからも好きなもの中心に書いていこう。