NHK杯、GPシリーズ

hitto2009-11-07

NHK杯、GPシリーズ、男子、女子、共に調子がつかめず、もう一歩のところ。
それまでの練習では絶好調と報じられていただけに、残念。
それぞれのコメントに悔しさが滲む。
ホームグラウンドでの競技では、やはり緊張の性質も違ってくるのだろうか。
どちらにしても、オリンピックに向けて精神面での集中力を保つことが、いかに大事なことかと思えます。
普通ならそこに立つだけでも緊張するのだから、十分強靭な精神力の持ち主ばかり。そんな一握りのアスリートの集団の中で、如何に完璧な演技に近づけるのか、昨日はリアルタイムでハラハラ、ドキドキ。
丁度夕食の準備中でコンロの火を調節しながらの観戦でした。

男子の注目はやはり、高橋大輔選手、左ひざの故障もリハビリによって以前より柔軟になったとか、NHKの見比べた映像が素晴らしく、期待を煽ぐ。
復帰後第1戦、ジャンプは難なくこなしたけれど、得意のステップが無理な体勢になってしまい思わぬ転倒、まさかと思うようなミスでした。
それでも4位と健闘、1位のブライアン・ジュベール選手と7点差ほど、まだまだ今日の滑走で台を狙える位置ですね、楽しみです。


小塚崇彦選手も自分で舌打ちするほどの出来で、ジャンプで痛い転倒、ロシアでの完璧とも言える演技からしたら本人が一番ガッカリしたのでしょう。
5位とちょっと不本意ながら、4位の高橋選手とは4点差ほど。
このGPファイナル進出で上位ならばオリンピック選手が一人確定するわけで、意識するなって方が無理かな。
ファイナル日本勢が半分というのは厳しいかな。
期待が膨らみ過ぎ。テレビ観戦で盛り上がる方は、本当にお気楽。


私は普段から同じ体勢で過ごすことが多いので、時々立ち上がり片足立ちをして膝の筋肉を鍛えるようにしているのだけれど、それが難しいこと、氷上の舞があまりに軽々と見せられるので、試しに両手を広げてバランスをとっても、30秒ともたない。
しかも、ぶざまな格好で、足は膝で曲がりどんなに頑張って足を上げても、フラフラとまあ70センチ程度、前に片足を上げると更に酷い。
こんな事をいとも簡単にスケート靴を履きながらやってしまうのだから、私からすれば有り得ない・・・話が脱線。

女子は、2連勝を狙う安藤美姫選手、こちらもどこか不本意、トップのアシュリー・ワグナー選手と殆ど点差のない2位と健闘しながら「気持ちが入らなかった」と気落ちした様子。
今日のフリーで、気持を引きずってなければいいのですが。


中野友加里選手は、肩の故障が気になりますが、安藤選手と2点差ほどで3位につけています。
中野選手はいつも安定した演技で、丁寧。
ドーナツスピンも腕の上げ方も綺麗でウットリします。
それに以前より大人っぽくなって眩しいほど綺麗です。大画面でインタビューに答えるのを見ていても、本当綺麗、化粧のりが良いし羨ましい。またまた話が脱線。
さて、テレビ(NHK杯)を流しながら引出しの整理でもしよう。