フィギュアスケートのグランプリGPファイナル

hitto2010-12-12

フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが北京で行われ、終ってしまった。
地上波放送で、競技をライブ感覚で味わえました・・ドキドキしながらの観戦がやはり良いなぁ。
感謝、感謝。
ショートの時は競技場の音響が弱かったけれど、フリーの方は改善されていたよう・・それとも、ショートは部屋の雑音があったからか。
フリーの演技は、邪魔する者がいなかったので画面にしっかり向き合って観ることができました、満足、満足。


男女ともに緊張感のなかでの素晴らしい演技を堪能できました。
男女ともに本当熱戦でした。
男子のベストはショートの織田選手の演技、ジャンプが決まり完璧でした。
見事な演技に、すっかり優勝したような喜びでした(私が)。
織田選手は冷静に翌日のフリーはショートとは別ものというコメントをしていましたが・・私の気持ちは、もうショートで舞い上がっていました。
今度こそ(優勝)、と内心思っていたので、フリーの演技が始まると心配で心配で、そんな風に見ていると織田選手も不安そうな顔にみえてくる・・ジャンプの度に力が入ってしまい(失敗しないでー!)と心で叫んでいました・・が、4回転に果敢に挑みましたが失敗、その後どうにか踏ん張ってくれました。
堂々の銀メダル!オメデトー!パチパチパチパチ!


小塚選手も惜しかったなぁ、これまでの演技よりも少し硬くなってしまっただろうか。
意識してしまったのだろうか。
練習中に高橋選手との衝突騒ぎがあったりして、結構気落ちしてしまったのかもしれない。
それより高橋選手は残念だった。
誰の目から見てもオカシイと思ったのじゃないだろうか。
まさか怪我を隠しての演技だったとか?・・これから全日本が控えているので心配です。
謝る小塚君を責めることもしない男気を感じました。それだけに残念な演技でした。


女子の方のベストは、安藤選手。
フリーの演技は各人ベストにちかいもので良かったです。
特に安藤選手は、演技終了にガッツポーズをするくらいで、大満足という演技でした。
この演技でオリンピックだったら面白かったかなぁ。
それほど見応えのある素晴らしい演技でした。
ジャンプ全てパーフェクトに決めていたのは安藤選手だけだったと思う。
こうなるとショートの演技が本当に残念だったけれど、それはショートの後の意地のような緊張感だったのかも、却ってフリーでは冷静になれたかもしれない。
連続でパーフェクトは至難の業です。
今回は特に感情を込め丁寧に丁寧に滑っていました。フリー1位の演技本当に素晴らしかった。


けれど、強かったのは安藤選手だけではなかった。
コストナー選手もシズニー選手もやり切ったという表情で、取りこぼしはあったものの、甲乙つけられない安定感のある演技で順位はひっくり返らなかった。
鈴木選手も、村上佳菜子選手も共に素晴らしかった。


浅田選手もキム・ヨナ選手もいない大会でしたが、さすがにファイナルというレベルの高いものでした。日本勢が半数を占めているなんて、またとない大会で、存分に楽しませていただきました。
空席が目立っていたのが勿体ないような、日本じゃ考えられないことでした。
村上選手が記事に大きく取り上げられているけれど、今季シニア初参戦とは思えない堂々とした演技で表彰台に上がったのだから、しかもフリー2位という立派な成績なのだから当たり前の扱いかもしれない。
回を重ねるごとに自信に繋がったとは思うものの、プレッシャーになるような雑音には耳を傾けず、全日本に向けてがんばってほしい。
本当、今から全日本が楽しみだけれど、真央ちゃんにも是非頑張ってほしいし・・フィギュアスケートはコンディションを本番に合わせるのが非常に難しいというか、想像通りにはならない競技だと思います。観ているのは気楽で優雅で感動まで与えてくれるものだけれど、選手たちにとっては、つくづく厳しい世界だなぁと思います。



読売新聞 日曜版
クロスワードの答え・・・・・マメデンキュウ(豆電球)
数独の答え・・・・・6+7=13・・・13