失言

hitto2010-12-14

私の発する言葉は、失言の泉のようで、反省は日常茶飯事です。
滑らかな口調になると決まって一言多く相手を落ち込ませてしまう。
専らその被害者は夫で、私も夫が相手だという安心感から、ついくどい口調で話してしまう。
言いたいことを肯定するために、わざとキツイ言い方になったり、有無を言わせぬ紋切帳になったりと、そこまで言うのか・・と、自分でも鬼嫁の気分になっていたりする。
押し通し、否定し、付きとおす。
ここだけの話で、本当に良かったけれど、被害者である夫はいい加減にしてくれと言わんばかりに、背を向けている。
言葉は魔物、同じ内容のものでも言い方をもう少し考えなければ、自分自身も落ち込む。
これが、もう30年以上も続いているのだから、こんな嫁で本当にお気の毒としか言いようがない。


それにしても、国民がお気の毒というような、民主党オウンゴールのような失言が続いている。
自衛隊を「暴力装置」と言ったり、少し前の法務大臣の失言は酷かった。
誰だったか「早く座れよ」発言もあった、今度は首相本人の「仮免許」発言。
身内の交流会と言えども、ポロっと発言したところに本音が伺える。
これは例え方が悪いなぁと思うけれど、首相本人がそのことに気付かないという点に問題がありそう。
首相になってからの試行錯誤、政権与党としていきなりの本番であるのだから、免許の無い者が座るべきではないと私でも思ってしまう。


菅政権が始まって半年くらいか、いきなり管内閣が発足したからといって、何かが好転するとは期待していない。
世のなかは具体的に毎日が忙しく動いています。
忙しいなかで新聞やテレビ、ネットで国民を失望させるような発言など聞きたくはないです。
特に際立つニュースは、諸外国に対しての態度や発言、国民は敏感に反応し、自国の代表を見ている。
誇りに思える、国民に理解を得られる代表であってほしいのです。
この頃は仙谷さんばかりが目立つ国会議論。
全くうんざりしたところで、自ら招いた仮免許という失言に、私は自分を見るような思いだった。
しかし、菅総理の変わりはいるだろうけれど、私の変わりはいない。
本当に気の毒だ。