太陽光発電システム

hitto2011-06-04

今日は良い天気、太陽の光に照らされ、迸るエネルギーが勿体なく、痛く眩しい。


気になるニュース。
今、中国の長江(揚子江)流域で、半世紀ぶりとも言われる深刻な渇水被害が広がっているそうです。
湖が消え320万人の飲み水に困っている深刻な状態だそうです。規模が大きすぎます。


ついこの前には、アメリカ中西部のミズーリ州で巨大な竜巻が発生したというニュースも、これまでに116人が死亡し、1つの竜巻による被害としては、過去60年間で最悪となったそうです。


そして、ドイツ、フランスなど少なくとも10か国の欧州で、感染が広がる腸管出血性大腸菌O―104、感染経路も感染源も分からず、風評被害は死活問題です。
世界保健機関(WHO)報道官は「これまでの感染例で確認されたことがない菌だ」と言い、専門家たちは「感染力も毒性も強い新種だ」と、新種である可能性を示唆したそうです。
2日午後(日本時間3日未明)までに17人が死亡、感染者は1500人以上に達したそうで、これ以上に広がらなければいいのですが。


そして、中東情勢は報復テロがあったりと今も緊迫したままで、どうにもならない状態。


日本は、3・11の震災・津波に始まって、原発事故に風評被害
今朝のニュースでは、福島第一原子力発電所1号機から湯気が立ち上り、周辺の放射線量が、最高で毎時4000ミリ・シーベルトで、3月11日の事故発生後に測定された中では、最も高い数値だったと、恐ろしいことを言っていました。
こんなニュースに慣れるのがこわいです。
緊急速報とか会見とかしないといけないレベルの問題じゃないの?と、思ったり。


・・・と、今年ほど(まだ半分が終わっていませんが)世界中のあちこちで泣いている人が多い年は無いのじゃないだろうか。

今朝の広告(ちらし)に、太陽光発電システムの(一般家庭向き)を見て、実用化が出来るのだろうか、と、ふと先月のサミットで「住宅1000万戸に太陽光パネルを設置する」と表明した菅首相の発言を思い出し、眺めていました。
価格は約140万〜160万円と高額、国からの補助金は12・3万円程度。家庭の電力が全て賄えれば7、8年で元をとる計算。
しかし、そんなに甘いものじゃなかった。
屋根の仕様によっては取り付けが出来ない場合もあると注意書きがされてあるので、耐震構造設計になっているか、屋根の向きとか、適していなければ無理ということらしい。
多分、我が家は無理の部類だろうか。


それに電力会社と電力受給契約を結ばなければならないし、そのために電力量計・保護装置など自己負担で取り付けたり・・と、何だか面倒なことが沢山ありそう。
果たして10年のうちに、仮に新築住宅に義務付けたとしても1000万戸は可能な数字なのだろうか。


広告には、他に家庭用蓄電池も載っていて、こちらの価格は約80万円(1000whタイプ)と178万円(2500whタイプ)。
1000whタイプで冷蔵庫(500L)約5時間OK・・・たったの5時間というのは、万が一の場合にしても心許ない。
それに発電機の音がどんなものかも気になります。
蓄電は、家庭用コンセントから充電、在宅医療を必要する方には安心かもしれない。


菅首相のこの発言、場当たり的で時期尚早の感は歪めませんが、実現する事が出来れば素晴らしいことだと個人的には思います。