「ミューズの晩餐」山本潤子さん

hitto2010-02-09

まだ雨は降りそうにないみたい、太陽が西に傾くとともに気温がぐんぐんと上がって、今は多分15度を超えていると思う。
朝10時を回ったころから部屋のストーブは消したままだけれど、重ね着をした分全く寒さは感じない。梅の芽が吹き出し、いや開花したかもしれないです、今日は春の陽気。

録画した番組には生涯追い付けない、あれもこれもと欲張ってPCしかりテレビ画面ばかり眺めて人生を無駄にしているのかもしれない・・いやいや、などとは、これっぽっちも思ってはいない、自分の強欲ぶりには呆れるが今は居直っています。
これ以上の楽しみを見つけるまで。


昨日観た録画番組は映画「トロイ」に「ER14」。
それと「ミューズの晩餐」〜My song, My life〜 山本潤子さんが出演。


番組冒頭に1969年に行われた「全日本ライトミュージック・コンテスト」赤い鳥、「竹田の子守唄」グランプリ受賞の音源が流れてきました。
今はYouTubeでも聴ける嬉しい時代。


歌のへたくそな私でも この歌を何回も歌いました。
翼をください」よりも歌っていたと思います。

ソプラノで「ねんねんや〜、ねんねんや〜・・」のところを綺麗にハモってくれる友人がクラスにいました。

しかし、山本潤子さんの歌声を聴くほどに神々しく、赤い鳥の「竹田の子守唄」は完璧すぎて武者震いしてしまいました。
40年以上も前の音源と思えないほど綺麗です。


今も現役で歌い続けている山本潤子さん、この時のグランプリ受賞が40年の人生の中で一番達成感があって幸せだったと話していました。
赤い鳥、ハイファイセット、ソロと頑張ってこられましたが、途中で何度も原点に戻り見つめ直すことがあるそうで、山本潤子さんの原点は、ピーター・ポール&マリーだそうです。


山本潤子さんがPP・Mを語る時の生き生きした感じがとても良かった。
本人の呼び掛けでPP・Mの完全コピーライブまで開いたそうで、PP・Mファン、山本潤子さんファンには堪らないコンサートです。


番組内で歌ってくれた曲、人生を変えた1曲として紹介されたのは、イーグルスEagles 「Desperado(デスペラード)」リアルタイムで聴いたわけではなく、70年代を振りかえって聴くうちに、この曲の歌詞が自分と重なったというのです、とても思い入れのある1曲なのだと思います。

歌詞が文字スーパーで流れると、しんみりと心に響き泣きたくなるのは何故だろう・・私も自分にとっての名曲探し、知らないばかりで通り過ぎてしまったに違いないです・・しかし温故知新、時間はたっぷりとあります。