上村愛子選手、4位。

hitto2010-02-14

バンクーバーオリンピックが開幕、生中継のある時間帯は気持が落ち着かない。
我が家のテレビで一生懸命応援して観ているのは私だけなのが辛い。

子供の頃から馴染みのないスキーやスケートでは冬季オリンピック競技の迫力が今ひとつ伝わってこないのかも。
興味のあるのは、メダルが獲れたかどうかしかないようです。
のど自慢優先の夫も「何位?」と尋ねてくる程度。
女子モーグル決勝が少し前に終わったところ。


結果は上村愛子選手の4位でしたが、このオリンピックのドラマを知らずして結果だけを見てどうのこうのと言ってはほしくない。
たった一度のチャンスを掴み、大勢の選手があの震えるような頂上から滑ってくるのです。どんなアクシデントが起きるかもしれないし、スキーは本当に危険なスポーツなのだから・・モーグルはメダル予想のつかないスポーツです、このタイミングでベストを出した選手が表彰されるのは言うまでもないことですが、上村愛子選手の滑りは本当に素晴らしかった。

会場は悪天候で霧がかかっているようでしたし、雪質も雨混じりの重い感じになっていたと思う。
競技は同じ条件で行われているので、文句も言えませんが、そこで上位の選手が転倒したり、里谷選手がスピードに追い付かず危ないところだったのを見ると、女子モーグルの決勝は波乱含みの展開だったのだと思います。
流石にこの条件でメダルを手にしたハナ・カーニー選手(米)は見事な滑りを見せてくれました。


日本選手が滑るのを見ながら「焦るな、焦るな・・良し!・・」とか、声をかけながら観ていると
「お母さん、スキーで怪我したことあるの?」と娘が聞くので
「スキーで怪我をしない人はいないよ。お母さんは骨折まではしなかったけれど、口の中を切ったことがある」
「えー!?」なんで口の中を切るの?という顔つきだったので
「転んでストックで自分の頬を突いて歯が当たったの、お母さんなんてまだマシ、シーズンになるとクラスに一人は骨折で入院するくらいだったから」・・・と少しオーバーに話したけれど、あながちウソではありません。
雪国育ちであればスキーが危険なスポーツだということは身をもって体験していることで、直滑降で滑るなんて冒険野郎は滅多にいない。大木に直撃して命を落とすことに成りかねないのだから。

読売新聞 日曜版
クロスワードの答え・・・・・ビーフシチュー
数独の答え・・・・・1+2=3・・・3