雨です

hitto2010-04-27

今日は雨、風も次第に強くなってきました。
今は厚い雲ではないらしく外は明るい。
デイサービスの日、火曜と金曜は雨のサイクルと丁度合ってしまうようで
「又、雨か・・」とお爺ちゃんが暗い表情でぼやくのですが、玄関のドアを開けると
「わしが外へ出る間は雨に降られない」と自慢げに(今日は止んでいましたが、確率でいうと5分5分)、表情を一辺に明るくして向うのです。
「本当に○○さんは、晴れ男ですね」と介護士さんも調子を合わせてくれます。


雨の日のお迎えは、ゴルフ用?の大きな傘を広げ、雨に当たらないように手を引いて車に乗せてもらうのですが、その後に押し車や車いすを運ぶ時の作業で介護士さんの両手がふさがり肩がずぶ濡れになることもあって、雨の強い日は大変気の毒でした。
住宅街の細い道を走行するのも大変なのに、そして火曜、金曜はゴミの日でもあるのでゴミの回収車ともすれ違う、とてもとてもその苦労を「ありがとうございます」という一言で労うことができません。
どうか、もう少し介護の職にある人の待遇が改善されますように。


お爺ちゃんの大の仲良しの介護士さん(小学生のお子様が2人いる女性)が今月の中頃に辞めてしまわれた。
爪を切ってくれたりするのが上手な方で、時々送り迎えにも来て下さいました。
明るく元気な方で、大らかに話しかけてくれる。
その時のやり取りからも、お爺ちゃんとは話が合っているなぁと嬉しく思っていました。「近所の建売住宅に引っ越して来るといいのに」などと半分本気で言っていたのに、ご近所になるどころか、遠くに行ってしまわれた。


施設を利用するのはお年寄りばかり、当然体調を崩されサービスを辞めてしまったりするケースも多いので、出会いと別れを繰り返し体験する場でもあるのでしょう。
尚のこと、そこで働く人たちとは長いお付き合いをと願いたいのですが、職場である以上人間関係諸々の事情は計り知れない・・本当に寂しいと思う。
家の中でも子供の姿が見えず寂しいと思っているはずなのですが、意識的に寂しい気持ちを抑えています。
私と一緒だけれど、多分強がりなので平気であるところを言葉で表わし態度でも示してくる・・・そのうち本当に平気になってくるのです。