「歌え!ロレッタ 愛のために 」 1980年・アメリカ

hitto2010-04-28

さて、もうお昼、行かなくてはいけない理由はないけれど、天気も良いし、面倒だから行くことに。
・・とっとっと、その前に気晴らし。


昨日、何本かまだ見ぬ映画の録画再生しようと思って、合わせたチャンネル(BS2)で放送されていた映画「歌え!ロレッタ 愛のために」
はじめの数分は観られなかったが、子沢山夫婦の長女が14歳にもならないのに、結婚したい人がいて、父親が娘を凄い剣幕で「親を死ぬほど心配させて!・・」と、DVか?というほどの修羅場の最中。
暫くみていると展開が早くて面白い。


「14歳にもなっていない若さをドブに捨てるな!」とか、父親のセリフが身に詰まされるものだった。
「明日結婚したい」とロレッタの両親に承諾を得たいのだけれど、父親も母親も避けている。
夫婦の寝室にまで押しかけ二人の前で許しを乞うのですが。
母は「反対しても結婚するのね」・・「だから賛成してほしい・・」と今も昔も大体がこんな感じで進めるしかないのだろう。
しかし、13歳は半端じゃなく若すぎる、と言って、若いから何なのだということを証明してきたのが凄い。


ロレッタの相手の青年、あれ?見たことある・・近頃はCMで人気のトミー・リー・ジョーンズではないですか、ボスも若かった!30年前の映画でした。


ロレッタ・リンの半生を描いた映画でしたが、歌手として成功するまでが断然面白かった。結婚してすぐに子供ができ、次のシーンでは3人になっていた。
結婚指輪も買えないほど暮らしは楽ではなく、それでも二人は立派に家庭を守っていました。
ある日、夫であるドゥーがロレッタに結婚記念日だからと言ってプレゼントしたのが指輪ではなくてギター、少しがっかりしながらも歌うのが大好きなロレッタはみるみる上達・・・素晴らしい。
そして本当に歌が上手でもっともっと聴きたくなる。



「歌え!ロレッタ 愛のために 」 1980年・アメリカ COAL MINER‘S DAUGHTER
アメリカを代表するカントリー・ミュージック歌手、ロレッタ・リンの半生を描いたサクセス・ストーリー。山間地の貧しい炭鉱町で育ったロレッタは13歳で結婚。次々に4人の子供を出産し、家事や子育てに忙しい毎日を送っていた。そんな中、夫のドゥーリトルは、歌が好きな妻にギターをプレゼントし、町の酒場でデビューさせる・・・。本編中で見事な歌声を披露したシシー・スペイセクがアカデミー主演女優賞を受賞。
<作品情報> 
(原題:COAL MINER‘S DAUGHTER)
〔製作〕バーナード・シュワルツ
〔監督〕マイケル・アプテッド
〔原作〕ロレッタ・リン、ジョージ・ベクシー
〔脚本〕トム・リックマン
〔撮影〕ラルフ・D・ボード〔音楽〕オーウェン・ブラッドリー
〔出演〕シシー・スペイセクトミー・リー・ジョーンズビバリー・ダンジェロ ほか・・・byNHK