薬だけ

hitto2010-08-05

今日は、お爺ちゃんの検診日だったけれど・・お爺ちゃんは病院に行かず、私が薬だけを貰いに行くことになったのですが、最後までいろいろ言っていたなあ。
余程タクシーで行きたかったのだろうか。


急病の時以外、律儀に検診日を守っていたから、約束を守りたかったのだろう。
それでも、(4週間分の)薬を貰って帰ってくると、薬が貰えたのなら、来週は病院へ行かなくても良いだろうとも言っていたし、どうでも良くなったかな。
私は来週検診に行って、薬を貰わずに帰ってこられるのなら楽でいいと思っていたのだけれど。
まあ、どっちでも良いかな。


それにしても、暑い。
北海道も35度とか言っているし、熱中症が怖い。
毎年こんなにも暑かっただろうか。
去年のことは、きれいさっぱりと忘れている。
兎に角、暑い。


こんなにも暑いのに、病院は高齢者の患者が多く私の座る席はなかった。
院内にいる間は、暑さはしのげるけれど、正午近くにもなると直射日光は半端じゃなくキツイ、その中を歩いて帰るのだからお年寄りにとって病院通いも命がけだと思う。


それでも、病院に来ているお年寄りはまだ幸せ、所在不明のまま、100歳を過ぎなければ探してもらえない方が、なんと多いことか。
新聞によると全国に48人(テレビのニュースでは既に50人を超えていました)。
生存が確認できれば良いけれど、当人の親族も探せなければ、難しいことだろうと思う。
住民台帳に残されていても捜索願も失踪届も出されていなければ、永久に台帳の中で生かされているということか。
一時期、蒸発者がブームのように取り上げられていたが、そんな場合だって当人が名乗りを上げなければ住民台帳はそのままだし、100歳以下の行方不明者に至っては失踪届けがなければ、見当のつかない数字になっていると思う。
実在しているのか、本当に誰も知らないのだろうか。