一難去って

hitto2010-08-03

蝉の声にBGMを掻き消され、諦めて蝉の声をBGMに家事をしていました。
正午近くになると、パタッと鳴きやんでしまいます、こうも(きょうも36度)暑ければセミも泣くに鳴けない・・・多分、涼しい木々の方へ移動。


今日は、お爺ちゃんのデイサービスの日、気持を持ち直せただろうか・・・。
いつもと変わらず、車に乗り込んだので大丈夫でしょう。
というのも、今週の木曜日(5日)は、お爺ちゃんの検診日。
毎月、予約日に通院していましたが、今週の木曜日にかぎって、次男が車を出せないと言うのです。
前からの予定で変更できないと言うし、それならば、タクシーを使うべきなのでしょうが、義父が院内に3〜4時間いるのは辛かろうし、タクシー予約の手間暇を考えても憂鬱、予約の日は薬だけにして(薬なら私が行くだけですむので)お爺ちゃんは、来週にでも検診してもらうことにして・・と昨日、伝えたのです。
今は体調も頗る良いので、無理をして暑い中を出掛けることの方が気がかりでしたし。
当人は、これを機に何を考えたのか、デイの契約をやめてホームに入ろうか・・・などと、言いだしたのです。
何でそうなるの?と、あまりに飛躍しすぎだとも思いましたが、次男がいつまでこの家にいるかは分からないし、次男が当てにならなくなったときは、夫が休みの土曜日に通院出来ると思っていたのです・・そうなると、病院を変えなければいけません。
けれども、主治医は一緒です。


お爺ちゃんは、病院通いや他のこと、これから先のことまで色々考えると、いっそ今のうちに決断してホームの入居を考えた方がいい、これ以上私に迷惑はかけられない、と言うのです。
何事もなく、平穏な日々が流れていたならば、思い出したようにホームの話などしなかったはず。
ちょっとしたことのきっかけで、お爺ちゃんの心細い老いの不安を垣間見ることになってしまいました。迷惑などと言ったこともなければ、思ってもいなかった。思っていれば、25年もの長い間、同居はできなかった。
いっそ、任せてくれたらいいのだけれど。気持ちは簡単に割り切れないのだろう。

Train - Drops of Jupiter (Live at Grammy)