告別式

hitto2010-06-06

ご近所のSさんが亡くなりました。
昨日通夜があったと知ったのは夕方で、知り合いのTさんが喪服姿で通夜に向かうところを見たからでした。
道路の角には葬儀屋さんの看板が立てられていて、Sさん宅はお留守。
間違いなく町内のSさんのことだと知りました。

Sさんに子供は無く夫婦二人住まい、お爺ちゃんの良きお友達で一回り下のとり年生まれ、お爺ちゃんと同じ心臓の病気を抱えていたこともあり、確か同時期に同じ病院に入院されていたこともありました。


昨年の大晦日に再入院、退院して自宅に帰ってきていたのですが、転倒して大きな怪我をされて、暫く姿を拝見することができませんでした。
久しぶりにお顔を見たのは、つい2週間前のこと。
明るいお顔をして、よりによって大晦日の日に入院したことや、自宅で2回も転倒したことなど、面白可笑しく話され、やっと外に出て歩けるようになったので、これからはバイクに乗り、一人で通院するのだと・・話されていた。


それから何日もしないのに、再入院されたとは・・葬儀の日まで知りませんでした。
嬉しそうにバイクにまたがっていた姿が今も思い出されます。
その後に奥様が心配顔で私に近付き事情を話されたのです。
それまではタクシーを使って通院していたこと、歩くよりもバイクが安心だということ、自分が車を運転できたらよかったとも言っていて、我が家のお爺ちゃんが孫の運転する車で通院しているのを知っているので羨ましそうにしていた。
私は「困ったときは、何時でも言ってください」と言い、何なら同じ日に通院するようにしたらいいと勝手にその時思っていました。
「ありがとう、ありがとう・・」と言っていたその矢先のことで、奥さまの顔を伺うのが辛い。


今日、私はSさんの告別式に参列、地元の大勢の親族の方や友人が参列されていて、立派なお式でした。

私はSさんの遺影から一番遠い席に座り、(聞き慣れた)浄土真宗の経を静かに聞いていました。

読売新聞 日曜版
クロスワードの答え・・・・・ダイノウヒシツ(大脳皮質)
数独の答え・・・・・4+5=9・・・9