連休が終わって、いよいよお爺ちゃんの受入れ体制に本腰を入れなくては・・・。
朝１０時に来ると約束していたケアマネージャーさんから、８時半過ぎに電話が入る。
「早めに９時半ごろに行っても良いでしょうか？」と言われたが、生協が１０時に来ることをすっかり忘れていた私・・・ちょうど良かった・・・
「１０時に生協があるのですが、大丈夫ですか？」と言うと
「それなら話が長くなっては困りますので、９時では如何ですか？」
「えっ！９時ですか・・・いいですよ・・・」・・あらま、時間がない。
いつもの倍もある洗たく物を洗濯かごから出し、やっと１回目が終わったところ、さて２回目を回したが、干している時間はもうない。
お爺ちゃんの部屋も掃除する間がなく、気忙しく拭き掃除のみ・・・。
ピンポンと鳴ったのは９時５分前。
部屋やトイレ、風呂場を一通り見ては、「ここに手すりがあったら安心でしょうね」と言い合ったが、お爺ちゃんはいないし意見は空回り。
居間に上がると食卓テーブルの方に座ることに。
書類を広げ、お爺ちゃんの個人情報ひとつひとつに答えては、書類を作成。
用意してあった書類にも目を通し、時刻は、あっという間に１０時前。
今日は連休明けで、マネージャーさんも大忙しのようす。
お爺ちゃんのデイサービス（体験）の手配や用具リ―スをお願いする事業所の手配。
手すりなどの必要な工事の手配まで。
担当しているのは、お爺ちゃんだけではないので、今日一日のスケジュールがいっぱいなのだろう。
その書類の多さに、大変な仕事だと分かる。
却って私は、生協をいつものように済ませられ、その後の時間が自由になって有難かった。
外は明るく、霧雨のように音もなく降る雨にずっと気付かずにいた・・・外に停車していたマネージャーさんのバイクがびっしょりと濡れていました。
タオルを差し出すと、ふくよかな顔に満面の笑みで「いえいえ、持っていますからいいですよ・・・」と、バイクのポケットからタオルを出して拭き、力強くバイクの向きを方向転換・・・発車して行かれる姿が、またたくましい。
この方とのお付き合いは、きっと長くなりそう・・です。
