祭りのあと

9月もアっという間に後2日。
時の流れは退屈なほど早いのだろうか、子供の時はあんなにゆっくり時間が流れていたのに。


今朝は半袖パジャマじゃ寒いくらいの体感温度だったが、徐々に気温が上がり昼過ぎには暑くなりそう・・といっても、猛暑には流石にならないだろう。
後ろに控えている仕事は限りなくあるにはあるのに気持が乗らないと、ただぼんやりと過ごしてしまう。

長男が昨夜、お爺ちゃんに敬老の日の手土産を下げて顔見せに来たが、すぐに車を借りて出かけ、朝食を済ませるとサッサと帰って行った。
祭りの後のような気分に落ち、やることを後回しにしているのか・・・どれも言い訳に聞こえる。


先週、お爺ちゃんの頭髪をカットしながら、ショートスティの話に、それとなく持っていった。
「11月、札幌から友達が来るので旅行に行きたいのだけれど、お爺ちゃんショートに行って泊まれる?・・ケアマネージャーさんに聞いて(相談して)くれるかなぁ?」


前もって予約はしているけれど、予約済みだとは言えない。
まだまだ子には従えないと思うので、お爺ちゃん本人から相談を持ち掛ける形にしたかったのです。
お爺ちゃん「さて?空いているかなぁ・・11月なら大丈夫だろう。自分が言えば泊まれるように配慮してくれるはず・・・」自信たっぷりに言う。


現在デイを利用している施設は、予約がいっぱいで無理なことは知っているのですが・・取り敢えず、そのことはマネージャーさんが巧く話してくれるでしょう。
馴染みのある施設なら泊まることは案外容易いのですが、ショートは初めて行く施設に泊まることになるので、多分そこが一番のネック・・案の定、今行っている施設が駄目なら義弟君の所へ行っても良いなどと言いだす始末。
でもよく考えたら、義弟君のアパートは階段が多く交通量も多い、外に行くのが不便・・・頭を抱えて、マネージャーさんに頼んでみるしかない・・と、昨日のデイに出掛けて行ったのでした。

結局、予約してある施設を上手に紹介して話してくれたようで、来週の月曜日に見学に行くことになりました。
あちらの施設の相談員さんの都合でそういうことになったのですが、ここまで来ればOKサインが貰えたのも同じ・・かな?行って見るまで分からないけれど、私が旅行に行くのなら、その前日から泊りに行くと言ってくれました。
気持ちを捻じ曲げないで聞いてくれて、良かった、良かった。
それでなくとも、一人では留守番が出来ないという苛立ちがあると思うのです。
デイから帰ってくると、「空いているところ(施設)があるようだから、旅行に行っておいで」と優しい言葉を掛けてくれました。