国別対抗 高橋選手、おめでとう!

hitto2012-04-21

今日はペアと女子のフリーがありますが、昨夜の興奮そのままで気持ちがまだ落ち着いていません。
やっと時間ができ、アチコチの記事を探してはニヤニヤしている自分がいたりして、他に思い煩うことは一時他所にやり、こんな時間に浸れることが幸せなのだと思います。
男子フリーでこんなに興奮することは、未だかつてありませんでした。
高橋大輔選手の最後の演技、世界選手権も素晴らしかったけれど、今回は最終滑走でした。
Pチャン選手の不調は本当に残念でしたが(出来れば神演技対決が観たかったです)シーズン最後となるブルース、見納めとなるのが惜しいです、だから伝説になるであろう今回の演技を、この目で観ていられた事に心から感謝したいと思います。
ありがとう!
素晴らしかったです。

持っているもの全てを出し尽くし、人々の心をこんなにも熱くさせ演じ終えたことを・・競技の勝敗云々を超越した圧巻の演技だったと思います。
同じ競技者までが、いや同じ競技者ゆえに高橋大輔選手の偉業を理解することができるのかもしれませんが、その凄さを私も目撃し味わうことができました。

解説の佐野さんが「人間を越えちゃったみたい・・・凄いです」と言われたこと、久しく勝利者の神演技を目にすることがなかった私ですから、本当に嬉しかったです。
しかも、ショートとフリーのどちらもがノーミスの演技でした。
この時代に生きていて良かったと思いました。


一番冷静だったのが当の高橋選手。
ガッツポーズが自分が成し得たことへの表われだったのか・・それとも、私にはファンに向けたサービスのようにも見えました。


ライバルの枠を越え、高橋選手に向ける惜しみない拍手、会場内が総立ちで祝福ムードに沸いていたことが、すこし羨ましかったです。


Pチャンのコメント「高橋選手は自国開催で重圧もあって、一番難しかったと思う。素晴らしいアスリートであることを証明したと思う。」と、とても清々しいコメントでした。
彼を本当には嫌いになれないところです。

勝敗を決めるのは、ジャッジの采配ひとつによるものですが、観客とジャッジが決めた采配が同じ順位に落ち着いたことに、今回の嬉しさを倍増させていたことでもあります。
細かい採点は分からずとも、今回は納得の勝者になられて大満足でした。