国別対抗、前半戦

hitto2012-04-20

高橋大輔選手がSPで世界歴代最高、94・00点で首位、オメデトウ!パチパチパチパチ!
キスクラに戻ったときに後ろにいる鈴木選手に「ステップ、最悪・・」と言っていたけれど、鈴木選手「そんなことないよ・・」という感じでしたか。
それにしても世界歴代最高得点です。
高橋選手「ジャンプは成功できて良かったが、ステップでぐらついた。思ったよりも点が出過ぎてびっくりした。(自国開催で)おまけかもしれない・・」と謙虚な感想でした。
しかし、ノーミスの演技は流石、キャプテンとしてチームを引っ張っていく姿勢は頼もしいかぎりです。
フリーでも期待大!


国別対抗の前半戦、全体的にジャッジが甘かったと感じていたのは大凡の意見か。
パーソナルベストがいくつ出たんやろう?
自国開催の大会で、こんなに甘いと他国選手に「やはり・・」と思われたりしないかと、ちょっと心配。
自国選手のファンとしてかなり気が引けます。
気が引けると言えば、選手の応援席の盛り上がりも各国さまざまで、イタリア、フランス、アメリカはノリノリの雰囲気、ロシアはレオノワ選手のときすこし可哀想な気がしました。
お国柄かとは思うけれど・・。
競技を楽しんでいるように思えなかったのは、選手の不調が関係しているのかもしれません。が、日本の盛り上がりを見て、他国の選手たち気持ちが引いているような感じがしたり、団体戦に慣れないこともあるかもしれませんが、アウェーはきついな。



好調な日本、キャシー・リードクリス・リード選手の演技も良かった。
アイスダンスは地上波ではトップの演技くらいしか流れませんので、(今回もそうだけれど)素人には得点ほどの差は感じられませんでした。
怪我のほうが深刻でなければいいのですが、キスクラにクリス選手の姿がなかったところをみると、大事を取っているのか、まだまだ本調子ではないみたい。大丈夫かな。

http://www.tv-asahi.co.jp/figure/wtt/result.html


今回の感想みたいなもの。
アイスダンス、リード姉弟は、49,47点の自己ベスト。
怪我を庇っているようには見えなかったけれど、ソチまでには上位にいけますように。
カナダのバーチュー&モイア組、アメリカのディビス&ホワイト組、どちらも素晴らしい演技、甲乙はつけられない、好きか嫌いかと言われても、どちらの雰囲気も豪華で素敵だし、アメリカチームのほうが若干躍動感があったかなという程度、カナダチームもほんと素敵でした。

男子ショート。
全員は無理かと思っていたけれど・・まあ、仕方がない。
フランスのジュペール選手から、いきなりパーフェクト演技、凄い凄い、4T-3Tを決めてきました、世界選手権から安定して波に乗っているという感じがします。
かなりいい得点を期待していましたが、84,69点。う〜ん、低い?低くはないか。
良い演技を最初に出してしまうと、ここが基準になってしまうので、この時点では何もいえません。


次はフランスのアモディオ選手。
彼はステップに定評のある選手ですが、クワド行きます。4サルコウを若干崩した着氷でしたが、まずまず。
3−3と決めて、3A、こちらも高い得点が出そう。
ステップも鮮やかでしたがスケール的には高橋選手に負けちゃう感じなので、81,84点。
ジュペール選手のほうがジャンプはきれいだった。



次はアメリカのジェレミー・アボット選手。
手堅く3−3ちょっと危なげでしたが、後の3A、3ルッツを決めて、最後は力の入ったガッツポーズは珍しい。
あんなに気合が入っていたことに感動しました。
佐藤コーチにも、自身にも報いられました。
86,98点・・ライバル、アメリカチーム、団体戦なので、喜んではいられないか。


いよいよ小塚選手の出番、待っていました、今度こその期待は大きいのですが。
やはりジャンプの調子が戻らない。
出来る選手という期待に押し潰されたかのような、気持ちのうえで問題ありなのかな。
バイオリズムが上昇することを願っています。


さて、男子の大一番、高橋大輔選手とPチャンとの見納めの試合。
ま、フリーがまだ残っていますが。
気持ちが盛り上がる〜!・ ・・・・と、夫君が帰ってきました、こんな場面で。


ここで、主婦としての価値が示される・・もちろん、夫の世話を、しましたよ。
突然降り出した雨に打たれ、それでもまっすぐ帰宅したのにソッポは向けません。
録画もあることだから、ちょっとした我慢だって仕事のうち。
しかし、気になるテレビの方へ意識は追いつつ、高橋選手の上出来の感触だけは伝わってきました。
またしても完璧、後でじっくり見ることにして・・っと。
得点はアボット選手を抜いて1位です。
今回はコンビネーションの失敗を避けて、固く4回転をひとつにして成功させたのは大きかった。94,00点。


最後はパトリック・チャン選手。
王者の余裕は感じ取れません、すこし緊張した面持ち。
高橋選手のあの盛り上がりの余韻があるところで結果を出すのは、心臓に毛が生えていないと難しいこととは思っていましたが、それでも今回こそパーフェクト演技の見比べができたらと期待していました。
クワド成功、まずまずの滑り出し。
3A転倒、やってしまった。
3−3も若干危なかったか・・これでは、ジュペール選手にも勝てないのでは。とは、やはり見当違い、89,81点と転倒がありながらの大健闘(皮肉)でした。しかもシーズン・ベスト?


団体戦の順位だけを考えると、個人の点数にそれほどキーキー言うものでもないか、とは思います。

女子ショート。
アメリカの世界ジュニア2位の注目の選手、グレイシー・ゴールド選手。
3F―3Tを軽々と決めました。
3ルッツもこらえました。
2Aはきれい。青いコスチュームが映えます。これから人気も上がるでしょうね。
59,07点。恐るべし、このメンバーで4位に着けてきました。


カナダのシンシア・ファヌーフ選手、エキゾチックなギターの音色に合わせてきれいです。
ちょっと、凄みが出てきたような、ジャンプの失敗が残念、45,99点。


バレンティーナ・マルケイ選手、イタリア。
マンボです。最初のジャンプがコンビにならず3ルッツ、3サルコウー2Tとコンビにして、最後の2Aと着氷。
決めポーズがかっこ良かったです。53,52点。


ここから世界選手権のトップ5と、ロシアのソトニコワ選手の滑走。


アメリカのアシュリー・ワグナー選手。
3F-3Tと3ループ成功。最後の2Aで転倒、惜しい。57,52点。


ロシアのソトニコワ選手。
落ち着いて3−3を着氷、3Fがお手つきだった?2Aも着氷。
早いスピンと片手ビールマン、楽しみな選手です。
楽しみといえば、フリーの「愛の夢」、浅田選手の「愛の夢」は、もうビデオでしか見られませんが、フリーの「愛の夢」を応援しよう。


村上佳菜子選手、3−3、3F、2Aと確実に跳びました。
最後の演技という気合が見受けられました。
本人も納得の演技で嬉しそう、それが一番嬉しい。
得点も63,78点という高得点。
ショートは自信があるとみえて、こちらも安心して見られました。


続いて、ロシア、アレーナ・レオノワ選手、3−3は高さがあってきれいに決めました。
3Fがシングルになってしまった、2A着氷、表情が冴えなかったのが気になりました。
50,92点。


鈴木明子選手、3−3の成功で流れをつかみ、終始笑顔の鈴木選手でした。
スピンの回転も速いですし、ステップが楽しそうで会場も盛り上がっている感じが素晴らしい。
佳奈子ちゃんを追い越し、67,51点の高得点。



さて、今季安定した演技を見せているイタリアのコストナー選手。
3−3を確実に着氷、加点も大きいだろうな。
スタイルには、どうしたって適わないけれど、このままソチまで突っ走るのか。
流石の69,48点。1位で折り返し。


ま、だれ気味の感想でした。
明日、明後日とテレビ観戦はするものの、一人でじっくりとはいかないので、今後の感想を期待しないでください。って、参考にならない感想ですが。
このまま金メダルへGO!
日本!チャチャッチャ!
て、これはバレーの応援だっけ?
まあ、いいや。
日本がんばれ!日本!チャチャッチャ!