四大陸フィギュアスケート

hitto2012-02-12

四大陸フィギュアスケート選手権、残すところ女子のフリーだけとなりました・・ドキドキ。


日本男子、3人ともにショート演技では互角に闘い、テレビの前で思わずガッツポーズをしていました。
凄い、凄い、フリーを明日に控えてのショート演技、素晴らしい結果を出していました。
特に無良崇人選手のクワド成功、町田樹選手のミスのない演技、日本選手の層の厚さは暫く続きそうで、嬉しくなる。
そして高橋大輔選手も果敢に四回転挑戦と、全体的に見応えのある男子ショートプログラムで興奮させてもらいました。


カナダのパトリック・チャン選手がショートでは力が入りすぎているように見えたので、フリーでは接戦が予想されただけに、無良選手と町田選手のフリーは残念でした。
経験を積み上げることで度胸も据わるのでしょう。
その点、高橋選手のフリーは冒頭のミスを除いて後半は肝が据わっていました。
楽曲と演技とが一体となって自然に引き込まれてしまう。
ますます演技に磨きがかかっているなと思いました。
銀メダル、おめでとう!!!パチパチパチパチ!!

得点の上では、チャン選手に大きく引き離されましたが、今回は納得。
チャン選手が冒頭にクワドを2回入れたことと、高橋選手のクワド1回両足着氷、シングルになったミスがあり、そこだけで30点近く離されたそうで、チャン選手のフリー演技は、今まで観た中で一番素晴らしかった。
あとは世界選手権ですが、クワドの完成度、これしかない。

1位:パトリック・チャン(カナダ)273.94
2位:高橋大輔(日本)244.33
3位:ロス・マイナー(米国)223.23
4位:アダム・リッポン(米国)221.55
5位:無良崇人(日本)217.16
7位:町田樹(日本)208.04


女子のショート、こちらもワクワクするような演技が沢山観られました。
浅田選手の新しいコスチューム、夫は前の方がお気に入りだそうですが、私は嬉しかったです。
腕を出す衣装がこのところエキシでしか見られなかったので、可憐で素敵な浅田選手のシェヘラザードがより一層可憐でした。
何より3A解禁が嬉しかった。
高橋選手と同じように両足着氷で回転不足をとられましたが、世界選手権に繫がると思うし、それよりも前に今日のフリーに繫がる良い演技でしたから、期待大。
ファンは大満足。
真央ちゃんの勇気は、多くのファンを元気にさせる。
あまりに健気で、今シーズンが安定しているだけに、その凄さを感じずにはいられない。
ショートで出遅れ、フリーで挽回という構図が、もう随分昔のことのように思わされてしまう。
包容力のある佐藤コーチの助言が大きいのかもしれません。



ショート3位につけた、村上佳菜子選手。完成された演技、あっぱれでした。
3−3のコンビネーション、行くぞ!という感じで、細いのに大胆で距離も高さもあって迫力がありました。
ステップもバイオリンの楽曲に合っていて、凄く良かったです。
世界選手権でもこの調子を維持してほしいです・・その前に今日のフリーも。


今井遥選手は怪我の影響が出てしまったのか、精彩に欠けていましたが、スピンの速さは一級品。
来季は本調子で臨んでほしいと思います。


もう一人、魅せられたというのが、アメリカ代表のキャロライン・ジャン選手。
ジャンプのミスはあったものの、レイバックスピン、パールスピン、そしてビールマンへと移るスピンの美しいこと。
なかなかテレビで観る機会がなかったので、本当観られて良かったと思いました。

そしてカナダの世界選手権出場を掛けた闘い、僅差のショート演技で今夜のフリーでいったい誰の手に。


さあ、この辺でパソコンから離れて今夜の放送を楽しみにしよう。

読売新聞 日曜版
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