タイに勝ち、日本3連勝!

hitto2012-05-23

昨夜のタイ戦、見応えのある試合でした。


チャイニーズタイペイ0 (19-25 20-25 20-25)3 ペルー
キューバ 0(19-25 18-25 20-25)3 ロシア
韓国 1(25-16 21-25 13-25 20-25)3 セルビア
日本 3(25-17 25-18 25-21)0 タイ



守備は互角、攻撃は日本が上。
ラリーが何度もあって応援にも力が入りました。
それにしても見事なストレート勝ち。
選手たちの100分の1くらいの疲労が私にもあったと思うほど、やり切った感がありました。
良かった良かった、パチパチパチパチ!


今夜は韓国相手ですから、今から準備を整えておこう・・準備と言っても、私の準備は、試合中に帰宅するであろう夫の夕飯を短時間に済ませられるような献立にしておくこと。
これって、わたしにとって大事なこと。
世紀の一瞬を見逃さないためにする努力は、惜しまない。
カレーにしようか。

昨日の試合を振り返って。
1セット目、日本の立ち上がりはタイ戦が一番良かった。
スパイク、ブロックを何度も決めて日本の押せ押せモード、タイのほうは気後れしている感じでミスが多かった。
7,8,9、と3連続ポイントをタイが決めると、すかさず日本はタイムアウト、追い付きそうでまた引き離す。
後半の2枚替えも功を奏して連続して狩野選手のブロックが決たり、江畑選手のスパイクが面白いように決まる。
しかし、タイもよく拾う。
日本も負けていませんが、ラリーを見ているとタイのほうが守備は落ち着いていました。
日本の方が必死に拾っていたというか、強烈な相手チームのスパイクを必死に受け止めるファインプレーや珍プレーの連続でした。
タイのサーブは定評があると言われていたけれど、昨夜はミスが多かった。
それだけ日本に対してギリギリのサーブに固執していたということだろうか。サーブに関しては日本の方がタイ陣営を崩せていたような気がしました。
木村選手がよく捕ってくれたから。17−25。


2セット目、日本の流れのままゲームが始まり攻撃も好調でしたが、タイが4連続ポイントを出し始めて日本が逆転されました・・が、つかの間、サーブで狙われていた木村選手が、スパイクを決めるときは強烈。
それまでの鬱憤を晴らすようで気合が入っていて気持ちが良かった。
木村選手がサーブレシーブをして江畑選手が決めるというパターンが多かった。
江畑選手の好調が日本の安心材料になっていました。

シーソーゲームが続き13−13と15−15と互角のせめぎ合いで、2度目のテクニカルタイムアウトまで勝負の行方はわからない。
その後、16から19点と岩坂選手、江畑選手が決めて4連続ポイントで日本がやっとタイを引き離しました。
長いラリーが何度かあり勝負は互角、ミスの差が勝負に結びつく感じで、2セット目は特にタイのサーブミスが大きかった。25−18。


3セット目、江畑選手の強烈なバックアッタックとブロックが決まって、日本のペース。
タイの気持ちの焦りと、日本側の気持ちの余裕が感じられる試合だった。
タイは、よく繋いだ後にツーでフェイントとか決めていた。
互いにフェイントが多かったと思う。
相手チームの穴をよく観察しているってことだろうが、勿体無いというか、フェイントはガックリきます。
後半、2枚替えで日本に勢いがつき一気に引き離しました。
21−25、とゲームセット。


今回のタイ戦のようなタイプの似たチームの試合は、日本がリードを保ちながらも互角の勝負が繰り広げられていて、安心して観られたし本当に面白いと感じる。

他の試合、韓国がセルビアに負けたのは痛かった。
今夜は必死に攻めてくるだろうが、韓国対タイの試合の方が見もの。
ベスト3にアジア2カ国が入ると、オリンピックはアジアから3カ国出場ということになる。
今日、韓国戦に日本が勝てば(日本の)オリンピック出場は確定するが、タイ、韓国にも頑張ってほしい。
それには、やはり日本の1位通過。