1504人立候補

hitto2012-12-05

今度の衆院選挙には1504人が立候補、このうちの480人が当選するのか。
先日ネットのニュースで「日本未来の党」がブームになっているとか、4000万件の検索の数のみを見て有権者の支持を得たような報道・・



前回の衆院選は、政権交代だなんだとことごとくメディアに踊らされてしまいました。
結局期待には応えてもらえなかった。
未来の党も同じ匂いがしている。

今回は新聞テレビよりもネットに肩寄る私、ネットの力を過信していたと後悔するかもしれない。


前回民主が圧倒していた選挙でも、私の住むこの地域は保守派が多くて、あの頃は政権交代で日本中が沸いていたからネットの中では肩身が狭かった。
この地域に関しては、民主の立候補者が若すぎたってことかもしれないが、ここの支持者が頑固だったということかもしれない。
今回も自民が強いだろうと予想はしている。



12党あっても地域ごとに立候補者が12人並んでいるわけではないし、比例選の支持が1党だと、ここで随分と差がつくのだろう。
争点になるのは、経済・税制・社保・TPPと、政策はどれも大事なものだが、どうしても原発の方に目が向いてしまう。
というのも一番身近な問題だと感じているからだけれど、どうも一旦公約で文字に収められたりすると、どれも選挙のための道具のような気がしてしまう。



原発みたいな危険なもの、もう懲り懲りなんて思うのは当たり前のことだし、かと言ってその気持ちだけで脱原発と言うには余りにも幼稚な気がする。
実際に稼働停止したところで危険な燃料棒は存在し続けるのだから、この厄介な処理法も決めきらないうちは、後何年後にとか言われても響いてこない。

どの道、どの政党になってものらりくらりと対処療法的に決められていくのだろう。
復興だけは確実に進めて行ってほしいものだけれど。



ネットの中は個人レベルの政治活動をしているみたいに思う、どの人も日本の将来を真剣に考えているのを頼もしく思うのと、一方に偏る自分が少しこわい。

今朝のニュース、中村勘三郎さんが亡くなったということを我が家のお爺ちゃんから一番に聞く。
勘三郎さんというより、まだ勘九郎さんというイメージが強い。
この6月に、食道がんを公表して、7月に摘出手術。
回復が伝えられていましたが、抗がん剤治療などにより免疫力が低下、肺炎を患い、重篤な状態が続いていたといいます。
私と同い年生まれ、57歳は若過ぎます。


先週同窓会に出席した夫君が、会の度に誰かが亡くなっていると、複雑な表情で話していました。
働き盛りにこの世を去るのは無念以上に悔しいと思う気持ちが強いです。
心からご冥福をお祈りいたします。