真央ちゃん、全日本フィギュア６度目の優勝、おめでとう！！
パチパチパチパチ！！！
後ちょっとの課題は残ったけれど、そのくらいが丁度いい。
来年の四大陸、世界選へ更にモチベーションを高めていくのでしょう・・それでも、本当に完璧な試合結果。
GP２試合、ファイナル、全日本と全ての試合を優勝で飾ることがどんなに大変なことか！もう、凄い選手です。
白鳥を演じている間は、どんどんと惹き込まれ、技の出来栄えなど全く無視して氷の世界に浮かぶ白鳥そのものを感じ、瞬きもせず観入っていました。
きっと浅田選手の表現力なのだと思うのだけれど、選手としての苦悩がそのまま白鳥とシンクロして演技全てが観る者に訴えかけているようで、あっという間に演技が終わりました。
フッと息を吐き、素に戻った時の表情がとても気になる。
演技に満足できなかったから、大きな試合を終えた後の緊張感からの解放か、すぐにいつものように観客の声援に応えてはいたけれど、インタビューではまたしても理想形はまだ先の話とばかりに淡々としていた。
浅田選手が言っていたと思います「パーフェクトの演技は生涯に２度くらいしかなかった」
それなら、今季はパーフェクトお預けでも、全然OK、寧ろソチまで取っておきたい。
３度目のパーフェクト、いつの日か心からの笑顔で演技が終了できますように。
今回フリーの演技で一番やり切ったという笑顔が溢れていたのは、村上佳菜子選手。
ショートは５位と出遅れて、このフリーが崖っぷちという気迫が感じられました。
衣装も赤い部分が無くなって大人っぽく黒で統一。
集中力も切らさずタンゴを演じ切りました、ここ一番の底力を発揮したと思います。
銀メダル、そして世界選への切符、おめでとうございます！パチパチパチパチ！！
本当、嬉しそうで良かった。
心配なのは、鈴木明子選手。
GPファイナルから、あまり時間も経っていないので、体力的に少し落ちているのかな・・GPファイナルの失敗を引きずっているのかも・・とか、完璧を求め過ぎて慎重になっているのか。
スケートがやれて嬉しいという気持ちが、いつの間にかメダルを意識してしまう自分がいるのは仕方ないにしろ、全然焦る必要がないのに、らしくないと感じてしまう・・ううう、上手く言えない。
それでも世界選への切符は手に入れることが出来たので、ホッ。
全力でこれぞ明子さんという演技を期待しています。
そして、ジュニアの中で最も際立っていたのが宮原知子選手。
可愛らしいロミオとジュリエットで、映画を彷彿させるコスチュームが良く似合っていました。
テレビの画面で観たのは始めて。
難易度の高いジャンプの構成をループでお手付きがあったくらいで次から次へと軽々飛んでしまう安定感。
この体型を維持するのは無理だけれど、この調子でソチを目指してほしいものです。
銅メダルおめでとう！パチパチパチパチ！！
ジュニア世界選手権、頑張ってほしい・・というか、もっとジャッジに評価されてほしい！
今回の全日本、引退をする選手がいたりと、人生の節目の試合だったりで、気持に迫るものがありました。
昨年飛躍的にシニアデビューした選手も２年目の選手も技術の向上が観られたのは良かったです。
後はジャンプの成功が勝敗を左右してしまう。
出来るのに決められない・・ベテラン選手も若い選手も、全神経を集中してその瞬間に賭けるしかない。
試合前の調子など殆ど参考にならないのかもしれない。
【全日本選手権、女子シングル結果】
1位 浅田真央 SP62.81 FS130.75 193.56
2位 村上佳菜子 SP57.26 FS126.41 183.67
3位 宮原知子 SP60.19 FS120.36 180.55
4位 鈴木明子 SP65.09 FS114.94 180.03
5位 本郷理華 SP56.61 FS115.82 172.43
6位 加藤利緒菜 SP54.88 FS112.74 167.62
7位 西野友毬 SP58.53 FS104.10 162.63
8位 松田悠良 SP51.29 FS109.01 160.3
9位 村元小月 SP53.63 FS104.84 158.47
10位 新田谷凛 SP53.49 FS93.44 146.93
以下総合得点
11位 大庭雅 143.89
12位 庄司理紗 143.19
13位 友滝佳子 140.1
14位 今井遥 137.92
15位 中塩美悠 137.36
16位 村元哉中 135.08
17位 上野沙耶 134.67
18位 藤澤亮子 134.31
19位 鈴木真梨 132.07
20位 細田采花 130
21位 高山睦美 121.6
22位 那須野光 121.32
23位 國分紫苑 114.97
24位 鈴木沙耶 109.79
