なんだかスッキリしない天気。
それでも風はそれほどでもないし堪えられない寒さではない。
今日は早いところ家事を済ませて買い物へ行こうと決めていたのに、NHK、BSでやっていた新撰組、近藤勇「池田屋事件」を新聞開いて読みながら流し見と器用なことをしていました。
番組が終わると自身の身体にスイッチを入れるようテレビのスイッチを切りたいのだけれど、新聞を畳むまでのキリが悪く、ついついテレビの時計に目をやりながら流したまま。
すると「サラ・ブライトマン」のスーパー・ライブが始まった。
以前に放送され今回はリクエストでの再放送らしい。
曲を流しながらの家事はいつものことだから、テレビ画面はずっとそのままライブ映像を映していました。
お爺ちゃんがデイに出掛け、洗濯ものもベランダに並び終え、時刻は10時くらいか。
ソファーに座ってブライトマンのコンサートを聴いて一息ついていました。
構えて観ていると自然にその歌唱力に圧倒されてしまった。
ライブは2004年のラスベガスのもの、今から10年ほど前のものだけどブライトマンのパフォーマンスに魅了されていました。
このようなコンサートを実際に目にする人はなんて幸せな人たちだろうか。
神々しく天女のように歌う、まるで異次元の空間に連れて行かれたような錯覚を起こしそう。
テレビの画面でさえそうなのだから、会場にいる方はどのような衝撃を受けたのだろうか。
以前はサラ・ブライトマンが歌ったプロコル・ハルムの「青い影」サイモン&ガーファンクルの「スカボロー・フェア」などがお気に入りだったが、これ程のライブを見せられてどれもみんな素晴らしいことに納得しました。
多分にこの演出にもやられたって気がしますが、どこをとっても完璧に見える。
オペラやミュージカルはとんと身近にあるものではなく、それでも「オペラ座の怪人」は、今季いろんなアスリートたち(フィギュアスケート)が演じてくれたお陰で、再度映画鑑賞したばかりでした。
歌の力ってなんなのだろう?
気にも留めていなかったものが或る日不意に心の中に入り圧倒されてしまう。
どんな楽曲も巡り合わせなのだろうが、こうして買い物へ行こうと思っていた自分がテレビの前で足を止めたこと・・それが今年最初のラッキーだと思いました。