続「正倉院展」

hitto2008-11-09

今日はゆったりとした日曜日。
きのうの「正倉院展」は、今年で60回目の公開だそうで、私は2回目。
毎年20万人以上の人が訪れているのですから大人気です。今年も早々に20万人を越えたとか、何日か前の新聞に載っていました。
あの行列を見るとその気が萎えてしまいそうですが、一見の価値はあるかなと、出掛けてみました。

円形のトレーのようにも見える平螺鈿八角鏡(へいらでんはいのはっかくきょう)色鮮やかな文様が素晴らしく目を見張りました。
サイコロを振って遊ぶには勿体ないような紫檀木画双六局 (したんもくがのすごろくきょく)細かい木画の鳥や三日月。
蜂の巣柄のようにカットされた正倉院最古の宝物といわれている白瑠璃碗 (はくるりのわん )は、思ったより小さなもので、直径12センチ程のどっしりとしたガラス細工、とっても重たそうです。
他にも 刻彫尺八( こくちょうのしゃくはち)携帯ストラップみたいな犀角魚形 (さいかくのうおがた)腰の帯に紐で吊って飾られた小さなものまで、古代文化の繊細なまでの作りやお洒落心に何とも言えない思いにつつまれます。
去年も展示してあった東大寺の達筆な古文書、手書きと思えぬ文字の正確な配列に唸るばかり。
日報のような文書では、文字の大きさや太さ筆の上がり具合など、個性がある文字があったりで、忙しく書いていた様子など想像できる人間味のある文字も有りましたが・・・今まで資料の中にだけあった物をこうして実物を目の前にすることができるなんて遙か千年以上も前の古代へ想像が膨らみ嬉しいことです。
正倉院展」は11月10日(明日)で閉館です。

昨日は書きたいことが色々ありました。
まずは、ジャーナリストでニュースキャスターの筑紫哲也さんが、肺がんで亡くなったこと。
少し前に徹子の部屋にも出演していましたし・・・73歳と思えぬ若々しさと力強さを感じる勇気のある方でした。
一時は病魔にうち勝ったとばかり思っていて、とても元気そうな姿でいたのですが本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします。


そして、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦・・・結果は、またしても2位の安藤美姫さん。
韓国の金妍児(キムヨナ)ちゃん悔しいけれど強し・・・。


そして日本シリーズ巨人対西武、昨夜までの対戦成績を3勝3敗にまで持ってきてしまいました・・・ハラハラドキドキするような最後の試合になっちゃいました。
最後の一戦は見られるかしら。

読売新聞  Y&Y(日曜版)
クロスワードの答え・・・・・ダックスフント
数独の答え・・・・・1+3=4・・・答え4