韓国戦、日本勝利!

hitto2012-06-06

BSプレミアムシネマ、昨日と一昨日と2本も連続で名作を鑑賞。
本当はこんな筈じゃなかったのだけれど、録画を探す前にオンエア中の映画を観ていました。


映画は名作中の名作、何といってもオードリー・ヘプバーン(1929年5月4日 - 1993年1月20日)の「マイ・フェア・レディ」と、「ガス燈」は、イングリッド・バーグマン(1915年8月29日 - 1982年8月29日)が主演の映画。

二人の年の差が14歳とは思わなかった。
オードリー・ヘプバーンにとっては、イングリッド・バーグマンは、憧れの名女優、そんな存在だったのかもしれない。


マイ・フェア・レディ」(My Fair Lady)は、1964年アメリカ映画。
マイ・フェア・レディ」の方は、2度か、3度目の鑑賞になると思う、それにその日は途中からの鑑賞・・結構長編。
間隔が開きすぎていて、その都度始めて観たかのように、面白がって観ています。
大雑把な記憶なのが幸いして何度見ても面白いです。
曲が素敵だし、夢があるもの。
話は全く違うけれど、浅田真央ちゃんが、次の曲は「楽しい曲です」と言っていたけれど、「マイ・フェア・レディ」なんて似合うだろうな・・と、一人妄想してしまいました。

いやいや、オードリー・ヘプバーンが、あまりにチャーミングでしたので、ちょっと真央ちゃんに重ねてしまいました。


下町生まれのちゃきちゃきで、言葉使いが悪くて下品な女の子、と或る日、さなぎが蝶になっていくように、上流階級の晩餐会にでも上品で悠々と、優雅な女性に変身を遂げる。

映画を観た後もメロディーが口から自然に出てきてしまうくらい、ハッピーな映画でした。

そして昨日観たのは、「ガス燈」
「ガス燈」1944年のアメリカ映画
すごく古い。
この映画は何度もワゴンセールの中を覗いて目には入っていたけれど、結局は買わず・・いつも買わないのだけれど。
巡り合わせのオンエアに出会い、初めて鑑賞しました。
全く知識なし。まさかサスペンスとは思わず、恋愛モノか時代が古いので戦争が絡む?とか・・・。期待感ゼロだした、がそれがとっても良かったのか、面白かったです。

「庭の千草」がピアノで弾かれ、私も大好きな曲で、これが「ガス燈」のテーマ曲?うん?この曲は学校で習ったから、まさか映画音楽だったの?・・後で調べよう・・と、メモ。

すると、スコットランド民謡 The Last Rose of Summer「夏の名残のバラ」日本では唱歌「庭の千草」
アイルランドの詩人トマスムーア(Thomas Moore/1779-1852)による詩を、ジョン・スティーブンソン(Sir John Stevenson/1761-1833)が作曲。

日本の「庭の千草」作詞―里見義
♪庭の千草も 虫の音も  枯れて さびしく なりにけり
ああ 白菊  ああ 白菊  ひとり 遅れて 咲きにけり♪

バラは如何にも洋風で、白菊は如何にも和風な感じ。
この曲は、たて笛でよく吹いていましたが、息子は知らないという・・今の教科書には載ってないのだろうか、こんな良い曲。



「ガス燈」は白黒、イングリッド・バーグマンはオスカーを獲得。
白黒の洋物映画は、チャップリンか、禁じられた遊びくらいしか観ていないと思います。
この映画、ホラー映画のような不気味な恐怖と今で言うマインドコントロール、自信を無くしていくイングリッド・バーグマンの怯えた表現力は流石、でそれとは別の興味も沸いていました。


ロンドンの古き時代を感じさせる街並み、衣装や家の調度品の数々、まずはそれらに圧倒されてしまいました。
たしか、朝ドラの「おひさま」か「カーネーション」でこの映画を観に行くシーンがなかったかなあ・・それにしても、戦後のあの時代よりも遥か昔のロンドン(1870年ごろ)が描かれていて、おまけに素敵なドレスの女性と紳士というだけで、日本とは桁違いの世界に、当時なら思いっきり惹き込まれ憧れてしまうだろうな・・と私は思いました。
今現在でもため息です。
それにイングリッド・バーグマンのキラキラとした瞳、豪華なドレスが、モノトーン以上に艶やかに目に焼き付いてしまいました。
あれはトラプントの入った白いドレスでした。
そして、ガス燈がお洒落・・日本なら灯篭とかロウソクかな。


内容は、思ってもいなかった筋なので、イングリッド・バーグマンが最愛の夫に騙され、次第に追い詰められてしまうことにハラハラドキドキでした・・が途中から、いくら鈍感な私でも気付いてしまいました。
終いは、何か捕まえちゃった?と、呆気なかったけれど、あの男の正体が何となく分った時点のスリルは面白く味わえました。

ロンドンオリンピック世界最終予選、男子バレー、さあ、どうなりますか。
昨日の結果
プエルトリコ 0 (20-25 20-25 21-25) 3 ベネズエラ
イラン 1 (25-17 18-25 18-25 23-25) 3 オーストラリア
セルビア 3 (25-15 25-13 25-21) 0 中国
日本 3 (25-22 24-26 25-20 19-25 15-6) 2 韓国


昨夜の韓国戦、フルセット戦い抜き、日本の勝利!パチパチパチパチ!!


しかし、4セット目を落としたのがもったいない・・3セット目の勢いのままに、何故いかなかったのか・・と思うとかなり悔しい。
女子はポイント制に救われたけれど、男子はポイント制で足をすくわれるかもしれない・・危機感が昨日よりも増してきました。
今夜の中国戦は是非ともストレート、問題はオーストラリアとイラン。
オーストラリアは、ここまで無傷。
イランは、韓国にストレート勝ちして中国にフルセットで勝利・・・オーストラリアがこのまま無傷で1位になるなら良いけれど、今日のセルビア戦でセルビアが首位の座に落ち着くことになったら、セルビア1位、オーストラリア2位、続くアジア勢は日本かイラン、そうなると日本もイランもロンドンには行けない。

兎に角、勝つしかないし、フルセットでポイントを取られてはいけない。
それには、中国にもオーストラリアにもイランにもストレートで勝つ!!
気合で勝つ!!渇!!


しかし普通に考えると、韓国にフルセットしたチームがアジア勢1位に立つのは奇跡に近い。

昨日まで知らなかったが最近の韓国戦、5試合の対戦成績が日本の1勝4敗で、韓国とは相性がとんでもなく悪かったんだ。
女子と同じようにずっと勝っていると思っていました。
だから尚のこと、昨日は悔しかった。
何度「バカッ!」と叫んだろうか。
スパイクレシーブがファインプレーで繫げたのに、チャンスボールを相手コートに返すだけで、結局韓国の強打に成す術がなかったり。
素人かというようなお見合いもあったり、第4セット「あ〜、疲れる〜!」と言うと、横で仕事から帰ってきた夫が「(テレビを)消してしまえ!」と言うし、第4セット大差を付けられ日本のタイムアウト、CMでチャンネルを阪神楽天に合わせたりして、藤川投手の出番とならば、チャンネルを元に戻せない・・・阪神が勝って気分は上々でしたが、バレー男子は第4セットを取られてしまった。


しかし第5セット、出だしからの連続ポイントで、韓国が焦ってしまいました。
日本ホームの応援も過熱してイケイケモードで突っ走ったという感じ。
第5セットに限っては圧巻の勝利。
松本選手のクイックが物凄く気持ちが良かった。
清水選手の一枚ブロックもムードを盛り上げていましたし、6対15。
清水選手も完全復活したのだからアジア首位のチャンスはあります。
今夜も応援しましょう!


今日の試合
プエルトリコ ―イラン
オーストラリア ―セルビア
ベネズエラ ― 韓国
日本 ―中国