映画「幻影師アイゼンハイム」2006年米・チェコ映画

hitto2013-08-01

午前中に一時激しい雨が降ったかと思えば、今度は強烈な太陽の照り返し、蒸せるような空気の中をマイ自転車に乗って買い物へ・・スーパーの中は天国。


昨夜はFNS「うたの夏まつり」とかで、ずっと流していたのですが、イマイチついていけなかった・・もうお歳がお歳なのかな?

確かに名曲ばかり82曲をよくも歌ったもんだと感心するけれど、どの曲も余韻に浸る暇もなかった。
イントロも省いていそうだし、そんなに矢継ぎ早に歌を聴かせる意味があったんだろうか。

玉置浩二さんや徳永英明さんも使い回されていたって感じで勿体ないやら、ただ一つ発見したことがありました。
玉置浩二さんの声がやたらコブクロの黒田さんの声に似ていたってこと・・もとい、黒田さんの声が玉置さんに似ていたってこと。

昨日観た映画。

幻影師アイゼンハイムThe Illusionist 2006年(米・チェコ映画
2006年公開のアメリカ映画。スティーヴン・ミルハウザー原作の小説『バーナム博物館』に収められた短編小説の映画化。
家具職人の息子エドゥアルドと公爵令嬢ソフィは幼い頃、身分の隔たりを越えて恋に落ちた。だが、大人たちによって引き離され、少年エドゥアルドは村を去った。
遠く東洋まで旅をしたエドゥアルドは、以前から熱中していた奇術の技を磨き、成人後は大人気の幻影師アイゼンハイムとして知られるようになった。
ウィーンでの公演中、ソフィと再会するアイゼンハイム。オーストリア皇太子レオポルドと婚約間近とされているソフィだが、過去に女友達への暴行と殺害の疑いがあり、父である皇帝の追い落としを謀るような傲慢で残忍な皇太子を嫌っていた。密かに逢瀬を重ね、互いの変わらぬ愛を確かめ合い、駆け落ちを計画するアイゼンハイムとソフィ。だが、ソフィから婚約しないことを告げられた皇太子は、剣を手にソフィの後を追った。

翌日、遺体となって発見されるソフィ。犯人が逮捕されても、町中が皇太子の仕業だと噂する。そんな中、アイゼンハイムは幽霊を呼び出す新作公演を始めた。皇太子からアイゼンハイムの監視と、追い詰めることを命じられたウール警部は、アイゼンハイムに好意を持つがゆえに事態を打開しようと奇術のトリックを探るうちに、徐々にソフィ殺害の真相に近づいて行ってしまうのだった。byうぃき



第79回アカデミー賞では撮影賞にノミネートされたそうです。
日本では、2008年5月24日に公開。


凄く面白かったです、と言うか、すっかり騙されてしまいました。

幻影師アイゼンハイムの魔術か手品か、あんな凄腕の手品師はなかなかいません。
わざわざ手品師を映画の主役に抜擢したのかと思うような、それでなければあの滑らかな手さばきに成るまで訓練したってことか?凄い。

映画なのだから観ている方はトリックだと解るけれど、実際そんな魔術師がいたとしたら騙されたということより存在自体が信じられないです。

19世紀末に幻影を見せる映写機なんかあったの?映写機って何時の時代に発明されたのかな・・1897年、エジソン様だ、あったんだ。


そのアイゼンハイムの人気たるやアーティストという感じで、目の前でそんな不思議なものにあったら信じるしかないもの、日本で言うならイタコさん、って人物が浮かび上がる分、より凄い。

全く予備知識がないので、始めは身分の違う男女の恋愛ものかと思いきや、それを絡めての大魔術でした。

これにはきっと仲間がいたと思うけれど、あの中国人?そうなのか?最後は本人までもが幻影になっちゃうんだもの、これってあり?

まんまと騙されたのに後味が良かったのはハッピーエンドだったから。
それにしても、そうと解るまで時間が掛り過ぎ、あの警部さんの反応とほぼ同時でした。

あの会場から逃げ出すなんて、どうやったんだろう?
始めから居なかった?謎、謎、謎。

昨日の昼1時からBSプレミアム、リアル鑑賞でした。
もう一度確かめたいDVD借りてこようかな?