あれから22年

阪神淡路大震災から今日で22年が経ちました
我が家では必ず大震災があった前の日に「明日は何の日?」と誰かが言いだし(大抵が夫君)当日の朝の出来事を思い出しながら皆で語り合っている
震災の影響で夫君は神戸に走り丸2日帰宅できなかった
学校はもちろん休校になりテレビからは悲惨な映像が流れそれが現実である事の恐ろしさに何も手につかずテレビの画面から目が離せなかった
取分け崩れた街並みの彼方此方から炎が上がった時には胸が苦しくなったのを昨日のことのように思い出します

下の子がまだ幼稚園の年中さんで、電話回線のパンクで休園を報せるにも連絡網通りにはいかなかった
ちょうど園の役員をしていたので確認を取るのに大変苦労しました
非常事態に対する知恵は皆無で防犯の意識も薄かった
未だに逃げ場所を確認するくらいで自信のある防災対策ができずにいる
住んでいるこの地域は震度5程度で、家具が倒れたという揺れではなかった、まさか神戸方面にあの様な被害があったとは思わずに地震のあった朝は二度寝をしたくらいです
テレビのスイッチを入れるまで呑気なものでした

携帯もない時代で、心配した親戚や友人からは数日経って連絡が入り、何日も通じなかったと言っていました
電気OK、ガスOK、水道だけが枯れ復旧するまでに1日はかかっただろうかという些細な被害でした