中越沖地震から一週間・・・・・

hitto2007-07-23

カラッとしない梅雨空、動き回る身体は汗まみれになって、どの部分を触ってもベタベタしている。
階段を上から順に雑巾掛けをすると、遂に額から顎まで汗が流れ、ポトッと労働の結晶が足元に落ちる。汗性でもないのだが、この時期は少しの運動でも汗をかける。
特別重労働でもない家事が、大層な労働のようにも感じられて、大袈裟に自分の身体を労ってだらしなく椅子に腰掛ける・・・額に濡れタオルを置いて。

ふと新聞に目をやると、「お年寄り 健康不安」の大きな見出しが目に入る。
つくづく住む家があることは有り難い。
 中越沖地震から一週間、避難所生活をされている方達には、眠れない夜が続いている。断水が続き、風呂に入ることもままならない。ガスの復旧作業も急ピッチで進められているのだろうが、もう一度、快適な生活が送られるよう、必ず復旧する力を信じたい。
お年寄りの健康面もエコノミークラス症候群も気にかかる。
列島の何処に大きな地震が起きても不思議じゃない。本当に他人事ではないと思いながら、時々自分の身に起きた時のことを想像してみる。
その大きな揺れの地震に 世界の終わりが来たような恐怖を覚えるかもしれない。
避難場所は?近くの小学校か、中学校、この身一つで、プライバシーの無い暮らしに耐えられるだろうか?車が有るなら、公園にテント生活も考えられる。
いざと言うときの逞しさを維持させなければ、頑張り通すことは出来ない。
どうか、頑張り通してもらいたいと、今の私は、そう願うことしか出来ない。