映画「HERO」を観てきた☆☆☆

hitto2007-09-24

今日は、私の誕生日ではないが、嬉しい日になった。

まずは、映画「HERO」を観てきたこと。
昨夜のスペシャルドラマ「HERO」再放送だったが、それを観てすっかり忘れていた筋をキッチリ思い出すことが出来たし、それから今日の映画鑑賞だったので、流れが良くつかめたことだ。

昨夜、ドラマを見たのと見ないのとでは、少し印象が違っていたかもしれない。
映画はドラマの続という展開だったので、綾瀬はるかさんや、中井貴一さんが、映画に出演した時に(昨日見ていなければ)すぐには、思い出せなかったかもしれない。

映画は、回想シーンを混じえないので、見ている場面が変わるごとに神経が集中するし、圧倒的に大きい画面と音に支配され、筋道を予想する余裕もないうちに先へ進む。終わりまで、目が離せないのは、確かに見応えのある証拠だったが。

なんと言っても、この映画の楽しいところは、しっかりしたチームワーク。
そして、久利生公平(検事役)は、いかにもSMAP木村拓哉さん(キムタク)にしか出せない味があると思う。

(キムタクは、木村拓哉の愛称だが、彼自身はこの呼称を気に入っていないようだ・・・と、はてなダイアリーに記載されていましたが、長い間キムタクと読んでいたので、やはりキムタクのままで)

「HERO」があって、キムタクなのか? キムタクがいて、「HERO」なのか?と思う程、適役だった。
「武士の一分」もかなり良かったが。
特に私は、キムタクの大ファンということもないけど・・・とても上手に演じているのか?自然体なのか?と思わせる凄さは認めている。

見ているこちら側も安心して見ていられる。
少し浮いていたかな?と思ったのは、御免、タモリさんかなあ。豪華な出演者でなくとも、演じる上で安心感の持てる人に演じて貰いたい。
イ・ビョンホンも、良いとこ取りだった・・・もう一人の韓国俳優さんは、良かった〜、とても人間臭くて、気持ちの移り変わりが、とても良く表現されていた。

松たか子さんの雨宮事務官役も6年のブランクを感じさせないし、相変わらず可愛らしく、意地らしく「HERO」になくてはならない存在だった。エンディングも微笑ましく良かったで〜す。 

芸達者な出演者達と、無駄のない配役に、所々に散りばめられた、笑いの壺にはまりながら、全体的に十分楽しんだ。

それにしても、演技の点で、「ピカイチ」だったのは、昨日のドラマの中井貴一さん・・・本当に巧い役者さんになったな〜と、改めて思いました。


そして、映画館からの帰り、立ち寄ったCD店で、予約購入を迷っていた、ポール・サイモンの「ジ・エッセンシャル」(限定盤)を見つけ(しかも、棚に入った最後の一枚)30分程迷った挙げ句、DVD付きだし(お得〜)・・・ と、お父さんの様子を伺いながら、お会計へ・・・昼食は贅沢せず、あっさり済ませ、家路を急いだのでした・・・早く聞きたかったのだ。手持ちのCDと重複してしまうが、ほぼ現在に至るまでのベスト盤。CDについては、何れ後日・・・。