森繁久彌さんが死去

hitto2009-11-11

昨夜のバレーボール観戦中、森繁久彌さんが死去と市橋容疑者逮捕の速報が交互に流されました。
森繫さんが96歳にまでなっていたとは、お爺ちゃんより8歳年上、朝「こんな死に方が良いな」ポツンと言っていた。

人の寿命は神のみぞ知ることですが、良い人生だった言えるなら、何歳だろうと構わない、それでも、きっとこの世に未練は残される。
眠るように亡くなったのなら、ご苦労さまでしたと言いたい。
森繁さんにとっての大事な人は殆ど亡くなられているのかもしれないし、天国というところがあるのなら、きっと賑やかに向い入れてくれるのだろう。ご冥福をお祈りいたします。


森繁さん出演のドラマや映画は随分観てきたように思う。
私が生まれる前から既に有名な俳優さんで、森繁さんが出演になれば、殆どの番組が話題になっていたくらいだと思います。


個人的に一番印象に残るのは、「だいこんの花」や「おやじのヒゲ」竹脇無我さんとの親子コンビが大好きでシリーズを通して観ていたと思います。
古いところでは「七人の孫」だろうか。


特に私は「清水の次郎長」以来、竹脇無我さんにのぼせていましたので、この親子関係は理想でした。ほのぼのとした人情ドラマでしたが、今も二人のやり取りが懐かしく思い出されます。
竹脇さんは、いるだけで存在感のある二枚目でしたが、森繁さんは、いつも表情が豊かで、眉の動きや言葉のひとつひとつに深く味のある俳優さんでした。
どこまでも善人というイメージで、時に笑いを引き寄せる達人でしたが本人は飄々とした表情で困った風な顔をしていました。
それが元祖喜劇人と言われる所以なのでしょう。
晩年になるほど可愛らしく感じる素敵な御爺様で、「宇宙戦艦ヤマト」が流行った頃、アニメを実写版にするのなら船長は森繁さんと勝手に想像していました。
新聞で足跡を辿り、長い年月に残された数々の名作に目をやると、日本の芸能界きっての大物俳優だったとつくづく思います。


話は変わって、昨日のバレーボール、女子、韓国戦は勝ちましたが、なんとなく消化不良。
第1セット、第2セットと目を凝らして応援にも力を入れていたのですが、肝心なところでミスが目立ち、接戦が続き疲れました・・・ラリーが続くと更に気持ちが落ち込む。
2セット目が終わったところで夫が帰宅、席を立ち目を離したところで、第3セットあれよあれよの点差で勝っている。
この際私が観ていない方が勝ってくれそうな気さえしてきました。


ゆっくり観たいけれど、夫の相手をしながらチラ見、なんだ、なんだ、やっと調子が出てきたわ。
だけど、韓国の高さには負けている。
日本のブロックは殆ど見られず、韓国のブロックにかなり点を捕られてしまった。
韓国のチームが若いだけに、この高さに力が加わると、どうする日本・・・怖いよ。