ぶつぶつと・・・いじめられっ子

hitto2008-07-29

高原の朝のように、窓を開けるとヒンヤリとした気持ちの良い風が入ってくる。
雨の力は凄いな〜と・・・ばかり言ってられない。
昨日突然起きた雷雨の爪痕があまりに無惨だ。
神戸では鉄砲雨、川の増水で4人が犠牲になり、雷の犠牲者もいた。
人間の力が及ぼす蟻の暮らしのように、人も又自然の前では蟻のようにかなう相手ではない。


昨夜は眠い目をこすりながら「内藤大助物語〜いじめられっ子のチャンピオンベルト」を結局最後まで見ることに・・・。
内藤さんから、いじめられている子供達へのメッセージは説得力があり、いじめられている子、いじめている子にも届くように・・・と思いました。
内藤さんの時代と今とでは、イジメの質も変わってきて、より陰湿なイジメが何処かで起きているのかも・・・外からは、ますます見えづらくなっているようだ。

いじめている方の問題意識が乏しくあまりに無責任で、遊びの延長のように軽々とイジメを行っているのには本当に腹立たしい。
男子の間では、背の低い子や、動作の遅い子に的がいくようで、大昔からあったと思う。家族、兄弟の中でも、弱い者に鬱憤を晴らすことは、結局虐待へと発展するのだし、誰もがストレスを抱える現代は、本当に生きづらい世の中になってきたと思う。

見えない出口を探して、何処まで辛抱すればよいのか・・・黙って耐えている子供達・・・すぐにでも誰かに助けを求めてほしい。弱虫のいじめられっ子・・・イジメを受けている子は弱虫なんかじゃないです、イジメをする方の子が弱さを隠したくて、自分より立場の弱い者を作っておきたいだけなのです。イジメはなくならない・・・強くなるのは身体を鍛えることでもない、確かな大人を見方につけることです。