黙祷・・・・・

hitto2008-08-15

終戦記念日の今日を意識することなく、スポーツ競技に熱中。

それでも子供達には「今日は何の日や?」と問いかける。
毎年恒例の会話の中で、今の平和な日々に感謝する。

新聞各紙では戦争体験を特集する記事が掲載されていて、目の前に有るものには一通り目を通す。
どれも悲惨な体験談だ。そこに有る文字を読むだけでも苦しいのに、実際の光景を目の前にした人達はと・・・想像を絶するばかり。
そこにあった匂いや緊迫した空気は伝えようがない。

もう、多分日本で戦争を体験することはないだろうと、考えるが・・・大きな広い世界の何処かでは実際に戦争が起きている。
毎日のように死者が出ている現実、権力者達の犠牲になって血を流すのは、いつも何も発言権のない人々なのだから・・・平和の為なら戦争も辞さないと言う権力者の元に置かれた庶民は戦うか逃げ惑うしかないのだろうか。

大国・・・アメリカ、中国、ロシアと、同じ地球人でありながらまた、多くの犠牲を払わなければ、ことの重大さに気が付かないのだろうか。

日本に落とされた原爆が・・・万が一でも落とされるような日が来るのでは?と、キリのない憶測に怯えるのは、ナンセンス・・・だけど、日本の悲しみ、恐怖の体験は、これからも伝えていかなければならないのだろうと、それだけは分かっている。

黙祷・・・・・