小林繁さん、突然の死

hitto2010-01-18

今日は朝から晴れていました。
寒さも峠を越えてくれたのかな・・何日ぶりかの水を撒き、気持は春です。
乾いた道路には犬の散歩の印がアチコチにあって、序でに水を掛けてあげました。


昨日のニュースでも言っていましたが、小林繁さんが57歳の若さで亡くなったこと。
新聞を見ると横の記事には、桑田真澄さんのお父さまが自宅全焼で亡くなったとか。67歳。どちらも突然の死亡でした。
ご冥福をお祈りいたします。

小林さんは、心不全でした。
去年だったか、お酒のCMで江川卓さんと対談をしたのは。その時の小林さんは、スマートでダンディで若々しかった。
この時の対談は、二人のわだかまりが一気に解けたと思わされる嬉しいものでした。
球界を賑わせたトレード問題を当人達が語ることでどんなにファンを安心させたことだろうか。
まだ働き盛りこれからというところ、投手コーチとして新年を迎えて張り切っていただろうに。なんて残酷な運命なのだろうか。
こんな風に覚悟もないまま召されてしまうとは本当に残念です。
本人の無念さを思うとやりきれない、そして家族も何も告げずに逝かれたことを考えると悲しみに暮れるばかり、気の毒でしょうがないです。
1週間でもよい、力を尽くして、それでも仕方がなかった・・という猶予期間があれば少しは救われたのかもしれない。
あまりに突然では酷だ・・と、残される者の悲しみやショックを和らげるばかりの意見だけれど・・亡くなった本人の痛みを思うとそれは比べられるものでもないのでしょう。


一歩外へ出ると危険はいくらでもあるから、いつ自分が当事者にならないとも限らない。
だからと言って覚悟なんて常に出来るはずはないのが人間。
昨日、今日と、残酷な運命を辿った阪神淡路大震災の紙面に書かれた犠牲者の家族の思いが、私に教えてくれる気がします。
だけど、死の恐怖がガタガタと身体を震わせてしまう。