ダブル選に、ロシア杯、終了

hitto2011-11-28

昨日は大阪ダブル選挙があり、大阪維新の会の圧勝で幕を閉じました。
なんとまあ、早い開票速報でした。



NHK 大河ドラマ「江」の最終回が見終わり、チャンネルを替えるとサッカーの日本代表U―22とシリアの対戦、2−1と日本がリード、3分くらいのロスタイムでシリアの猛攻を凌いでいる最中でした、ゲーム終了目前というところなのでチャンネルはそのまま。



ゲームセットでシリアを下し喜びに沸いていたのを見定めた後、バレーボール男子は第1セットを取られ、第2、第3セットを奪い返し、第4セット目、日本初勝利が後もう少しのところ。



第4セットは日本が流れをつかみ16−8と大差で日本がリードしており、丁度テクニカルタイムアウトに入ったところでCM、勝利までもう一歩のところまで来ていました。
CM中またチャンネルをNHKに戻すと既に、橋下、松井、両氏が並んで喜びの記者会見をしていました。
ハードな選挙活動で橋下さんの声がかすれている。



昨日のサッカー、バレーと、どちらも真面目な観戦ではなかったけれど、勝利の場面は見ていて気持ちがよい。
ああ、勝って良かった。

バレーボール、ワールドカップ、男子の方は5連敗中で宇佐美選手のコメント同様、私も「1つも勝てない試合が続いて、心が折れそうでした」。
2戦目以降ワールドカップは日本にとっては練習試合ぐらいな気持ちで観戦していました。
強い相手との対戦は、何より相手チームから学ぶものが沢山あるし、日本チームが成長できる近道だとも思います。
でも、心が折れそうだった選手の気持ちを思うと、どこかで勝って弾みをつけて欲しかったというのが本音。
待ちに待った1勝を上げられて本当に良かった。
「勝つことができて涙が出そうなくらい嬉しかった・・」と宇佐美選手。
まだまだ試合は残っているのだから、嬉し泣きするのは当分お預けってことで。


だって、5連敗はしていたけれど、どれも惨敗というゲーム内容ではなかったもの。
ミスを抑え、流れを掴みさえすれば、勝てるチャンスはいくらでもあったという気がしていました。
ロンドンの道は険しいけれど、日本の健闘を心から祈っています。
今夜は中国戦、きっと勝てると信じています。

ダブル選の大阪、無党派層の6割が支持したとか、自民、民主も5割以上の支持と、予想を大きく上回り維新の会が当選しました。
投票率は40年ぶりの60%超え。
狭い我が家でも意見は2分していました。



これまでと、これからを考えて、変化を求めるのが良いか、現状に甘んじて良いのか、どこまでいっても平行線。
やっと決着がついたという思い。
日本の現状を考えて景気が悪いのは大阪に限ったことではないけれど、だからといって何もしなくて良いのか、何か変化させたほうが良いのか・・という思いで、これがひとつのチャンスになればよい。今回の選挙で民意としての判断が下ったわけだ。



個人的には、ねじれにならなくて安心しました。
府と市の枠組みが変われば何かが変わるに違いない。
私たちの生活が大きく変わるとは思わないけれど、市の行政は今頃てんやわんやだろう。
災難の多い日本に、東京と同じくらいの都市として繁栄させ、大阪が機能を果たすことができるとするのならいいことだ。
国際的な認知度をもっと高めて、人を呼び寄せる大阪にしてくれと、橋下政権には淡い期待をよせている。


ロシア杯、男子の模様は日曜昼間のBS放送で、ながら観戦。
午前中は選挙にウォーキングにと、まさかの9000歩超えと、有意義な一日だったという感じ。
午後には買い物に出掛け、大阪で始めてブーツを購入。ありがとね。



BSでは羽生結弦選手の演技を中心に集中、優勝したその喜びを共有したかった。
夕方、朝日の地上波放送では、女子のフリー前に男子のショート、羽生選手とアボット選手の二人のみが流れただけ、あんまりだ。



女子のフリーでは浅田真央選手の優勝がかかっているので、こちらは念入りにNHK杯のビデオまで流すサービス。
コアなファンはきっとネットの技を駆使しリアルタイムで観戦しているのかも。
その術を知らないのだから言っても仕方がない。
その前にYouTubeではチェック済みなのだから、私も情報社会の恩恵を受けている。

さて、男子。
男子ショートはチェコトマシュ・ベルネル選手が怪我のため欠場でした。
中国以来の対決となる羽生結弦選手と地元ロシアのアルトゥール・ガチンスキー選手の演技が見どころでしたが、ロシアの地でガチンスキー選手の点数が伸びないとは、ロシア国民にとっても残念。


素人目には4回転お手つきと転倒と羽生選手と同じような流れでした、が、その後の二つのジャンプでは、羽生選手は3−3と3Aをきれいに決めたのに対し、ガチンスキー選手は単独の3回転を二つ、コンビネーションジャンプが入らなかった。
74,73点と技術点で羽生選手に7点くらい開けられてしまいました。



ロシア大会での4回転がなかなか決まらない、ただ一人クリーンに決めたのが、ハビエル・フェルナンデス選手くらいか、オーサーコーチは大喜び。
アメリカのジェレミー・アボット選手のショートは手堅く3回転ジャンプ、取りこぼしもなくトップの83,54点。
次ぐ羽生選手は4回転がお手つきになってしまい、82,78点。
ハビエル・フェルナンデス選手はクワドを決めたけれど、次のコンビネーションの流れがちょっと不安定になり78,50点。



1位アボット選手に2位羽生選手、3位がチェコミハル・ブレジナ選手ノーミスで79,01点でした。
鼓童」の高揚する和太鼓がまた聴けてうれしいのと、リンクの上では武士のような舞に感動。
4位にアルトゥール・ガチンスキー選手。

フリー男子ではロシアのコンスタンチン・メショフ選手がクワドを2度とも成功させたのですが、ステップやスピンの流れがいまひとつなのか点数が伸びずフリー131,77点、総合192,68点。
しかし、この選手のジャンプは凄い。
ショートは観ていないが何かあったのだろう勿体無い。



もう一人のロシアの選手、セルゲイ・ボロノフ選手も4回転に挑んで両足着氷。197,19点。
カナダのアンドレイ・ロゴジン選手はジュニアチャンピオン、4連続で前半のジャンプを決めて、後半もほぼ4連続のジャンプ、4回転回避でしたがシニアデビューの成績はまずまずの197,85点。
前半の選手は、ほとんど僅差。
アメリカのブランドン・ムロズ選手はギネスで有名な選手。
しかし今回は不調、クワドもだめなら他のジャンプも安定しなかった。
185,49点。



そして羽生選手が名前に挙げたライバル、アルトゥール・ガチンスキー選手。
メンタル面は今回羽生選手が強かったみたい。
ヴァンパイアで素敵な振り付けで良かったけれど、総合得点は221,43点。
世界選手権では完璧に演じて欲しいと思います。



そしてショート4位のハビエル・フェルナンデス選手。
素晴らしい!
冒頭のジャンプ、クワドを2本軽がると決めてしまった。
気になるのは点数、飛びぬけた点数でフリー163,13点、トータル241,63点、ダントツで暫定1位。



いよいよ残るは3人。
チェコミハル・ブレジナ選手はアメリカ大会で優勝した選手、アボット選手は中国大会で優勝しているから、両者は案外気楽なものかと思うのだけれど、4位以内ならファイナル。
それに比べ羽生選手は中国大会4位で今回優勝しないとファイナル進出はないときた。
いやいや凄かった。



ラスト3人、まずはミハル・ブレジナ選手、手堅く3Aから入る。
3−3もきれい。
4回転サルコウお手つきしてしまった。
後のジャンプでも着氷が乱れフリー147,34点、トータル226,35点でした。
この時点でハビエル選手を追い抜けなかった。



いよいよ羽生選手。
決めてくれと跳んだクワドは失敗・・・おいおい・・・と、心配になる。
3A、3−2、3、ときれいな着氷。
会場が盛り上がる。
後半でまた転倒・・・しかしスピンもビールマンをしたりで男子の中で柔軟性はピカイチ。
会場に羽生選手の迫力が伝わるようでした。
後半のジャンプはきっちりと決めました。
無我夢中で演じた4分半。
最後はまたペロリと見えたけれど、僅かにハビエル・フェルナンデス選手を上回り、フリー158,88点トータルで241,66点と1位に躍り出ました。パチパチパチパチ!



残るはアボット選手、クワドに挑戦しましたが転倒、途中3回転でも転倒し次のジャンプも着氷が乱れてしまった。
フリー145,54点と低くトータル229,08点。結果3位となりました。

http://www.tv-asahi.co.jp/figure/gp6/

真央ちゃんもファイナル確定したし、羽生君も劇的な滑り込みファイナル。
小塚君が少し残念でしたが、まだまだ世界選手権が待っている。
その前に日本選手権か・・・まだまだ目が離せない。