今朝は、どんよりとした曇り空。
昨夜からフィギュアスケート「待ってました!」と、待ちに待ったGPファイナルが始まりました。
男子、羽生選手。
最高の演技で会場もテレビの前でも盛り上がりました。
このままのイメージでソチへと続いてほしいものです。
その前に全日本がありますが、ソチへの切符の一枚は怪我でもしないかぎり間違いなく羽生選手の手中にあると思います。
男子は、羽生選手以外は皆精彩に欠けてしまいました、もう残念!
それだけ4回転ジャンプは魔物、これまでどんなに確率良く決めていても本番に決められるかという、賭けのようなものだから、決められるか決められないかによって、その後の演技やジャンプに影響してしまう。
ショートは、決められた3つのジャンプしかないだけに大変だと思います。
そこでPチャン選手に10点以上も差を付けられたのは、羽生選手にとっては正しく3度目の正直「やったね!」
羽生選手、おめでとう!この調子でフリーも頑張ってください!
そして織田選手も冒頭4回転ジャンプは転倒しましたが、その後のジャンプはベテランらしく見事なもので、冷静に演じられて良かったです。
その域にまだ達していない町田選手、今回はもの凄く勉強になったと思うし、今で良かった。
フリーも全力で頑張りを見せてくれると信じています。
そして女子、今季安定している浅田選手。
迷いがなくて自分自身にとことん向き合い、回を重ねるごとに良い感触だと話してくれる。
そして、このファイナルでは今季最高のショートだったと私は思いました。
そう、ジャッジは3A回転不足。
またしても気持ちをそがれた感じ・・一位です!一位でも・・
ど素人の私ですが、羽生君の採点に匹敵する感動が得られると思っていた、いや、欲しかった。
なんで?
今シーズン始めてクリアに決めたと思ったのに、何でこうも意地の悪い採点なの?
秘密保護法案じゃないけれど、試合後でもいいのでチェックする第三者機関設置してほしいわ!
一方で噂のあるあちらの方と肩を並べてほしくないっていう、邪心が私の頭の中を駆け回り、いつまでも煮え切らないのでした。
現行の採点方式にモノ申すなんてことは無理だし、選手たちはそれを認めるしかできない。
ファンだから多少は贔屓目にみてしまう、だからって疑問に思うところは言いたいし、どの競技もミスジャッジは付きものだって知っています。
ジャッジした人それをも踏まえた現時点の評価なんだと思いました。
それにしても、今シーズン最高の演技に出会えて舞い上がってしまいました。
演技はいつにも増して優雅で、あどけない少女だった頃の「ノクターン」と、現実に演じている「ノクターン」がしみじみ重なり合うようでした。
ひとりのスケート人生の重みが濃縮されているのに、こんなにも爽やかに素敵な笑顔の表情をして演じている・・このままずっと観ていたい衝動に駆られつつもこれは競技なんだと、思う間の一瞬の出来事のようでした。
浅田選手だけではなく、ほぼ全ての選手が完璧な演技をみせ、ショート女子は見応えのあるものでした。
それこそファイナルに勝ち進んだ選手たちにはパーソナルベストかシーズンベストのオンパレードかとも思えたのですが、そうではなく抑え目の採点というか、厳しいものだったと個人的には思いました。
その中で真央ちゃん!ショート一位おめでとう!
今度こそ演技と採点が一致して感じられるよう、真央ちゃんが満足できるものでありますように。
★GPファイナル・男子SP結果
1位 羽生結弦 99.84 (技54.52点、演45.32点)
2位 パトリック・チャン(カナダ) 87.47 (技42.79、演44.68)
3位 織田信成 80.94 (技41.76、演40.18点、減点1)
4位 閻涵(中国) 77.75 (技39.82点、演38.93点、減点1)
5位 マキシム・コフトン(ロシア) 68.92 (技31.42点、演38.50点、減点1)
6位 町田樹 65.66 (技26.52点、演40.14点、減点1)
★GPファイナル・女子SP結果
1位 浅田真央 72.36 (技37.45点、演34.91点)
2位 アデリナ・ソトニコワ(ロシア) 68.38 (技37.53点、演30.85点)
3位 アシュリー・ワグナー(米国) 68.14 (技36.39点、演31.75点)
4位 ユリア・リプニツカヤ(ロシア) 66.62 (技36.84点、演29.78点)
5位 エレーナ・ラジオノワ(ロシア) 64.38 (技36.60点、演27.78点)
6位 アンナ・ポゴリラヤ(ロシア) 59.81 (技31.95点、演27.86点)