寒中御見舞い申し上げます

hitto2015-01-28

昨日の夜から気温は急降下、今朝は布団から出るのが辛かったなあ。

なんてのは寒さには関係なく、毎日辛いことなんだけれど、時間通りに起きたことを良しとして、一向に精神は成長しない。
言い訳なら低血圧?睡眠不足?若さのせいとでも言いたいかな。



午前中、お爺ちゃんの介護関係の書類を整理しようと思ったら、棚の隅に置いてあるファイルに入った新聞の切り抜き、料理の冊子などが目に入る。


断捨離が流行った頃に大方は捨てたと思っていたのに、あるわあるわ。

ジッと読み返して捨ててしまおうとしたら半日をつぶしてしまった、勿体ないからブログに小出ししてみようか。



自分の興味のあること、第一が子育て、第二が料理(と言っても病人食)、第三が社会情勢、第四にスポーツ関連、この辺のことが特に興味が大きいと分かる切り抜き・・だが実際の生活ときたらインターネット検索やゲーム、家事を除いて無駄に時間を過ごしているようでしかたがない。



実際に一旦遮断してしまえばいいと思うけれど、なかなかそうはならない。
理想と現実が遠過ぎて、これから何十年と生きると思えば、もう少し考えようよ・・そう言いつつ歳を重ねそう。この辺の思考も成長していない。


子育て真っ最中の頃は、仕事と家事を両立しつつ子どもに向き合うことにも必死だった。

兎に角時間がなかったし、子ども達には最低限、人様に迷惑をかけないよう言ってきかせた、迷惑をかけた時は本気で怒鳴って叱ったし、五月蠅い親だったに違いない。


一番の悩み苦しんだことは、自分の声が子どもたちに届かないと知ったとき、これも今思えば成長の証だったと思う、でも本気で悩み途方に暮れた日もあった。

便箋が一枚、新聞の切り抜きの中に混じっていた。


多分子育てに行き詰まり、新聞か何かに書いてあったものを急ぎ書き写したのだと思うのだけれど、便箋にあった自分の文字がとても愛おしくなった。



そこには、追い込んではいけないという戒めが


○他人に迷惑をかけるな→人間関係とは人に迷惑をかけたり、かけられたりで成り立っている

○自立しろ→だれでも精神的に自立するのは難しい
○目的を見つけろ→目的がなくても生きていていいんだよ

子どもにどんどん喋らす。親は聞き役。講釈や説教はしない。
親が子供を変えるのではなく、子供に合わせて親が変わる。



とか、とか、全く正反対の親だったけれど、メモに書いたこと、その意味さえ、すっかり忘れていた。
まだ若干2名、中途半端にしか自立していない息子がいるし、もう少し長い目で見守ることにしようか。