姪っ子に男子の赤ちゃんが誕生!

hitto2008-03-17

今日のお昼前、長姉から電話があった。
姪っ子に男子の赤ちゃんが誕生!無事出産めでたい、めでたい。
女の子三人姉妹の女系家族の中で、男の子の出産は、どんなものだろう?
やはり格別な喜びがあるのでしょう。
男の子は頼りがいのある存在・・・これから逞しく成長するのかと想像するだけで何より嬉しいことです。
現実には、どう育つのか?その子育ての大変さは暫くおいといて、今はその想像に浸っていて良いのでしょう。
女系家族にいじられるのが目に浮かびます。
これからどんなに姉家族を楽しませて、和ませるのか、言葉では言い尽くせない喜びであるはず。
叔母(私達)姉妹の順番からしても、長女の姉が最初に孫の顔を見ることになって良かった・・・少しもプレッシャーを感じないでいられる(心が狭いです・・・私)

心からのお祝いの言葉をかけて、喜びを共にすることは、本当に嬉しいことです。
あ〜、姉もお婆ちゃんと呼ばれるようになったのか〜・・・しみじみ。


子供を授かることは、当たり前のようでも、奇跡のような出来事。
自分のことを振り返っても、子供が出来るまでのプレッシャーを時々思い出すことがあるのです。

無意識だろうと心ない言葉に傷つくことは、本人にとってとても不幸なことで、思い通りにならない自然の摂理に刃向かう気力さえ失われるのです。
ひとり悶々としている中では、精神も体調も崩れてしまい、良いこと無し。

今思うと、3人の子供に恵まれ、子育てに振り回されていたことは信じられない出来事。
結婚をして2,3年しても子宝に恵まれず、早く出来ないかな〜、といくら思っても授からないものは仕方のない事実でした。
結婚は早かったものの、6年間待ち望んでいました。

痩せ形のガリガリで、有るものも毎月なく不順極まりなく、その間、想像妊娠を何度経験したことか・・・。
実際に病院まで無意味に足を運んだことが2回。

札幌での新婚生活から一新して、この大阪にやって来たことは、なにも長男である夫の立場を考えただけのものではなく、今思うと、ただただそんな悶々とした生活を変えたかっただけかもしれない。
それでも、大阪に来て無職になった私は、努力して病院通い(不妊治療・・・というより、まず検査)をしました。
その結果をどんな気持ちで聞いていたか、昨日の事のように思い出します。

幸い異常はなく、自然に任せることに考えが落ち着き、もう一度仕事を求めて働き始めました。

そうです、案外こうした開き直りが、心の安定に繋がるものだったのです。
それまで仲の良かった殆どの友達に、そして姉妹(妹にも)すでに子供がいたので、私の妊娠は、私同様に皆が待ち望んだものだったのです。
懐妊は私にとって、やっとその見えないプレッシャーから解放された一瞬だったわけです。
折角始めた仕事でしたが・・・それにその職場にも大変な迷惑を掛けましたが、妊娠の喜びは、自分でも言葉に言い尽くせないものだったのです。


それが、こんなに大変な子育てだったとは、その時は想像も出来ないでいました。
それが、大変だったかは、後から思うもので、大変だと言いつつ大変の意味は、時と場合によって違うものですが、ひとつでも報われる瞬間があれば御和算になるような・・・そんな大変さなのが、子育てだという気がします。