再入院

退院してまだ一か月しか経たないのに、再びお爺ちゃんは入院しました
体調を崩したのは金曜日の夜でした
ガクガク震えてベッドの横に座るのがやっと
椅子に移動して夕飯を少ししか食べられなかったのです
この日の昼食時は何の異常も見られなかったのに
夕飯を残し薬だけはちゃんと服用、ベッドに移り寒いというので暖かくして一晩様子を見ることにしました
その晩は私もガクガクドキドキ、朝まで大丈夫だろうか、、と
土曜日は祭日ですが朝になって少し落ち着いた様子のお爺ちゃんに胸をなで下ろしました
が震えることは無くなりましたが今度は上体を支える体力がなくベッドから起こしても頭を膝の方にもたげてしまいます
朝食のパンを一切れ食べるのがやっと意識はしっかりしています




救急車の手配の前に看護師さんを呼ぶようにと言われていたので
緊急に看護師さんに来ていただきました
熱は37度の微熱、血圧が異常に低い、酸素飽和度も80〜85くらいと低い
息苦しい感じはなかったのですが肺炎の疑いもゼロではないとの診断
病院へ行くにしても全身に力が入らないのでタンカーでなければ行けそうにありません
救急車ではかかりつけの医師のいる病院へ運ばれるとも限らないので
初めに病院へ連絡して受け入れをお願いしておき救急車を手配しました
お爺ちゃん3度目の救急車
運良く病院の方の受け入れ態勢が整い、酸素吸入をしながらけたたましいサイレンと共に向かいました
救急隊員の方や看護師さんにお礼を言ってお爺ちゃんは救急処置室へ



看護師さんが検査液を持って廊下を走って行ったり
そこへ掛かりつけのK先生が私の前に現れてびっくり
これまでの事を先生に全部お任せましたという思いでお話ししました
自分の体の中の力が抜けていくのがわかりました

暫くすると処置室へ案内されレントゲンを見せられました
片方の肺が真っ白に写され肺に水が溜まっていたと
胸水を1リットル程抜いたそうです
徐々に溜まっていたのだろうか
形成外科のレントゲンには写らなかったのだろうか
10年程前に胸水を肺ガン末期と勘違いした時は結核と判明したことがあり
又しても結核
そうなると隔離病棟のある病院へ転院しなければならないし一大事
その結果が出るのは今日か明日と言われています
いまは個室で手厚い看護を受けているのでしょう



これから病院へ向かいます