給湯器が故障したよー!

hitto2006-12-18

17日、日曜日

お昼近く、外からの日差しが、張り替えられた障子に眩しく反射している。

日差しが障子を通して、PCを打つ、私の手元を明るくしている。

PCの後ろに障子の窓(南向き)があって、日本風の柔らかい日差しが暫くは差し込む。

落ち着いた気分になって、私は好きだ。

シミひとつ無い障子は、やっぱり気持ちが良い。


今日の新聞(読売)に「ポケットに一冊 」で斉藤茂田さんの「ゆっくり力」ですべてがうまくいく・・という本の紹介があった。


待ち合わせ時間ギリギリに、息せき切ってやってくる人がいる。

このタイプ、早めに行って待たされると損した気分になる人が多いと、精神科医のモタさんは分析する。

「それは私だ」と思いつつ続きを読むと「時間にケチな人」は結局、時間に追いまくられる。だから15分でもいい、「余裕の時間」という、目に見えない花束を持って待ち合わせの場所に行く・・と、相手はハラハラしないし、自分もドキドキしないという。

子供に「早くしなさい!」と言いたがる親(私がそうだった!)には、子供がつっかえ、つっかえ、ゆっくり成長するから、ゆったり見守ろうとアドバイスする。

(「早く、早く」はじつは、お母さん自身の気持ちの焦り、あるいは怒りを子供に発散している場合が多い)

このほか大人になると習い事が続かないのは、すぐに上手になろうとして、「たどたどしさ」に耐えられないからなど、時間にケチな私には耳の痛い話ばかり。

「出来る人」ほど、ゆっくり生きる・・・この言葉を噛みしめつつ、11月に亡くなった著者を追悼します。・・飼


今朝も時間ギリギリにバイトへ行く次男を見送ってから、夫婦で「誰に似たんだ?」と
話をしていた。

まるで、私の行動パターンだという事を否定出来ない。

夫はどんな時も時間前に行っていて、「余裕の時間」という目に見えない花束を持って待っているタイプだ。

私はと言うと幼い頃から、小学校も中学校も5分で行ける所にあって、遅刻スレスレの滑り込みセーフを楽しんでいた。

それにしても、親には「早く!」と言われた記憶があまりない。

姉妹も4人だったので、親が、一人、一人に注意をする暇は無かっただろう。

ところが私は、その時からの癖が抜けず、子供の参観日さえも息を切らしていた。

だけど、この頃は全く違う。

個人的には、待ち合わせの機会が激減したせいか、花束とまで言わないが、準備に余裕を持つばかりではなく、過ぎる程の準備時間を費やすようになってしまった。

これは又、別問題で回りに支障をきたすが・・・。

自分に対しては、時間にケチでは無くなったが、子供に対しては今だにケチをつける。

早く起きなさい、早く食べなさい、兎に角、早くしなさいと囃し立てる。

なんで?悪循環と知りつつ、気持ちの焦りをぶつけてしまう。

只、バイクや車に乗って出掛ける前は、焦りを押し殺す事が出来る。

ゆっくり焦らずと、真逆の事を言って送り出す。

これって当たり前だけど、違う。

ゆっくり焦らず行って欲しいから、その出発に余裕を持たせる為に「早く!」を準備の段階で言ってしまう事が多いのだ。

言われる方は、大きなお世話という顔をしてマイペースを貫く。

いわゆる言い損という事に、私も気付いている。

故に、怒りを発散しているだけに違いない。

まるで自分の行動を見られた気分になった。

自分達の親の世代は、今の親たち程、子供を構ってはいなかった。

その分、自分の責任で行動範囲を広げられたと、自分に限っては思う。

もっと信用して任せよう。反省。反省。
     ・
     ・
     ・

昨夜、買い物から帰って来て、夫が一番に風呂へ入ったが、途中で給湯器の異常か?

リモコンの方か?お湯が出ない。

なんて事?

風呂はどうするの?洗顔は?と不便になって、始めてお湯の有り難みを知る。

この寒い時期に何とかしてよ、と電話で修理をお願いする。

日曜日の事だったが、受け付けて貰えた。

が今朝の電話で、今日中に行けるか分からないので又電話をします、と言う。

神頼みしかない。

またしても、急な出費が気になる。

給湯器って高いだろうな?と不安が過ぎるが、何とか修理(安価で)してもらえます様に ・・・。

10年経つと色々な所に支障をきたす。

これも貯金の出来ない私の責任も大きい。

修繕費は必要不可欠なのだけど、せめて、教育費が無くなってからと・・・

優先順位は教育費が先で、修繕費は後回しになる・・・といって考える余裕すらない。

水の冷たさがこの身に浸みる。