今日の人生案内(読売)

hitto2007-02-08

今日の人生相談 ・・・読売新聞
まわりの人が羨ましい ・・・ 40代主婦
夫、子供と幸せに暮らすが、姉や独身で働く友人たちが羨ましい。姉の子は一流大学。姉も友人も美人。ばりばり働いて、贅沢に生活。自分は美貌もお金も無い。若い頃はまわりにちやほやされた。身近な人が上をいくのが、許せない。
まわりのことが気になってしかたない。

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「青い鳥」の話では、幸せの青い鳥を探して旅に出たが、青い鳥は遠いところではなく、家の中にいたという話。
幸せというのは、たいてい身近にあって、気がつかないだけ。
自分自身と家族のことを見つめて。
見る角度によって、この世はまったく別の世界になるもの。
「自分より、身近な人が上をいく」という言い方が気になる。
夫と子供がいて、幸せに暮らすことは、あなた自身が努力してつかんだ事実です。
美貌と思ったものも、たちまち失われます。
ぜいたくに暮らせば、稼いだお金もなくします。
ところが、あなたは、家庭の幸福という青い鳥をつかんだのですよ。
それが一番大切なものです。
子供は大きくなるし、変化するのですから、遠くばかり見ていては、せっかくそばにいる青い鳥も、どこかに飛んでいくぞー。 by立松 和平さん人生案内・・・大好きですこの人


青い鳥をつかんだ私は幸せっていうものなの?

回りに暮らす人間の真実も知らずに、表面だけで判断して、羨むなんて、愚の骨頂。

どんな暮らしにも苦労はあるが、家庭の中の苦労は苦労のし甲斐のあるものだし、見えない未来があるからワクワクする。

贅沢に華やかに見える人達にも同様の苦労と努力が有るだろう。

何より、人を羨む姿こそが、不幸というもの。

今ある幸せの足元を見て、踏み外さないようにしたい・・・なんて、当たり前のように思うが、時には羨む時があるものだ。

人の振り見て、我が振りなおせ・・・か。