慌ただしく、退院の運びとなりました

hitto2007-04-19

九州熊本で積雪30センチ、佐賀ではチューリップが雪の帽子を被っていた。

10年前も4月に積雪があったとか?
それも驚きだ、北海道なら考えられることだけど、九州で4月に雪が降るなんて、以外だった。
認識不足。
昨日は寒かった〜。


ここのところ、お父さんの咳も本格的になり、昨日は、まず夫が、近くの掛かり付けの医院で受診。

素早く、いつものクスリを戴いて、おじいちゃんの病院へ。



予定は大幅に遅れ、夜の7時過ぎ、カテーテルの検査へ向かった。
お陰で、お父さんの車で行けたけど。
間に合って良かった。
病院へ行くと、おじいちゃんはしっかり病室の人達と馴染んでいた。
今晩の病院食が、どうだったとか、冗談を飛ばしていた。
点滴の管が痛々しいが、気持ちは張りつめていたのか?興奮気味か?単に余裕なのか?誤魔化しなのか?・・・待ち時間にきっとイライラしていたと思うのだけど。
私達の到着も遅かったし、過剰におじいちゃんの様子を伺っていた。


長い廊下を車椅子で、新館から4階のエレベーターで3階に降り、旧館に繋がる廊下を渡って、再びエレベーターで2階に降りカテーテルの検査室へ。
気持ちは重々しく、病院の廊下も寒く、この日は検査用に軽い上着だけを着せられ、身も心も寒々としていた。
さっきの明るさは、すっかり消え、こちらも心細かった。
先生は前の検査が終わったばかりで、担架に乗せられた、痛々しい患者さんを横に、その家族(奥さん)に説明をしている最中だった。
私達の様子に気付いて、後がつかえてますよ、とその奥さんにも伝わる素振りで会釈をかわした。
全てをKS先生にお任せして、二重のドアが、まるでトイレにでも入って行く様に、後ろも気にしないで閉まった。
10分〜15分?たった頃か、先生とおじいちゃんの会話が聞こえる。
「○○さん!大丈夫ですよ。細かい血管があるけど、命に別状はありませんよ!」おじいちゃんもそれに答えている様子。
以前、治療した血管には問題が無かったということらしい。
細い血管を治療するのは、如何なものか?このまま終了しましょうと、本人の承諾を待っているようだ。
おじいちゃんのカテーテル検査は、記録的に早い時間で済まされた。
帰りも車椅子に自分で座り、腰掛ける体力が残っていた。
すぐに先生の簡単な説明を聞いていたが、検査中に聞こえていた通りの説明だった。


「大丈夫で良かったね、こんなに早くに終わるなんて思わなかったね」・・・めでたし、めでたしと思いも明るく来た道を引き返し、病室へ。


早速、おじいちゃんから電話、12時前・・・午前中に行かなくて良かった。
今朝は生協なので、その間にも、おじいちゃんの電話が鳴っていたらしい、と、電話を取り損ねた長女が言っていた。
点滴も外れ、晴れて自由の身になったようだ。
血圧も下がり、朝から動き回っている様子が目に浮かぶ。
病院の事務員さんが尋ねて来て、始めて今日、退院することを聞かされたらしい。
先生との面談も後手に回り、憤慨していた。
慌ただしく、退院が決まった。
今日の3時に迎えに行く事となった。


やれやれ、何はともあれ、無事に退院、今日は・・・今日も?・・・タケノコご飯を炊いて、お祝いしよう。
今度は、鶏肉無しのあっさりご飯といこう。