野球憲章を今すぐ見直して・・・!

hitto2007-05-12

この頃、巨人が強い。
野球中継を見なくとも、新聞のスポーツ欄を見るだけで嬉しくなる。
それと、楽天の田中君が勝利投手になった記事は、隅まで読んでしまう。
野村監督のコメントが楽しい。

ここは、関西なので、当然、阪神ファンが多いに決まっている。しかも去年までは、1位、2位を争い、絶好調だった。
なのに「どおしたん?」という、この頃の阪神
おじいちゃんもお父さんも、勿論阪神ファン星野監督になる以前の不調に戻ったようで、ファン(我が家の二人)は、歯ぎしりしながら、悔しさを押さえ、観戦している。
昨日まで、2連勝で最下位からは、脱出したものの、連敗の分を取り返すのは、容易ではないだろうな。阪神ファンでなくとも、我が家にもたらす影響を考えると、少しは、強い阪神でいて欲しい。最終的には、今年こそ巨人優勝であって欲しいけど。


それと、西武の一件から、事態は最悪、高野連が、高校生の特待生制度を根絶すると宣言し、それに対する反響が大きい。
なかでも、私が納得出来ないのは、野球が他のスポーツとは違うという、根拠の無い捉え方には、「何を言ってるの?何が違うん?」という感じ。

今日の読売新聞、社説でも取り上げられていた。
一旦は、野球部長を退任させ、特待生の対外試合を禁じた処分を今度は、一転させ、奨学金での「救済」と処分の暖和として、経済事情で退学や転校をされそうな生徒(在校生)に限り、各校が独自の奨学制度を設けて救済せよ、だって。
新聞の社説では、「救済」策と言っても学校現場に丸投げしたようなものだとある。・・・全く。
結果として、奨学金はそのまま継続だろうし、事実上、特待制度の追認でしょう、と。ならば、日本学生野球憲章を今すぐ見直さなければ・・・。
来春以降に野球部に入る今の中学生には「特待生制度は解消」という現実だけが突きつけられている。・・・   「どうしてくれるの?!」と、これから進路を決めなければいけない中学生が可哀相。
憧れの高校への道が閉ざされてはいけない。「野球留学」だって、良いじゃない。自分の実力を認めさせるには、並大抵の努力ではなかったのだし。まして、夢や希望が溢れた一途な思いは、尊いものだと、「大人」なら教えるでしょう?とは、我が思い。

社説では、この混乱を招いた責任を高野連に自覚してもらいたい。と、結んでいる。ごもっとも。
一刻も早く、どのスポーツにも、勿論学力でも、平等に特待生制度が、これからも続けられますように。
もし、我が子が何かに秀でて特待生になりでもしたら、誇りに思うことはあっても、それが野球をこよなく愛している子だとして「野球だけはイケナイ、諦めなさい」なんてこと言えない。
一部を除いて、殆どの家庭では、この制度は有り難い制度なのだから。
たとえ我が子でなくとも、身近にこんな子がいたら、同じ地域、同じ出身校、友達というだけで、生涯応援するだろう。