新春・・・紅白を振り返って・・・

hitto2008-01-01

2008年、明けまして おめでとうございます。

年末にかけてから、ここ大阪は冬型の気圧配置がどっしりとあぐらをかき、外の冷え込みは雪国並。
今年も義弟君が来て、お墓参りに・・・家族が皆揃って新年を迎えられたことは、何にはともあれ喜びに満ちた笑顔になれる。
お爺ちゃんは、普段にも増してお喋り・・・嬉しさが伝わる。
この調子が一日でも長く続きますように。


毎年大晦日は、台所にばかり立っていることが多く、紅白も見たり見なかったりだったが、今年は、おせちの準備も早めに済まし、後は注文した寿司と、夜食に年越しのソバを作るだけだったので、何カ所か抜けてはいるが、ゆっくり紅白を見ることが出来た。横にいるお父さんは、いびきをかいて寝ていたが。「ほら!杉本さんだよ!」とか時々(起こし)教えながら見ていた。最後の石川さんが歌うまで殆どぐっすりだった。


紅白・・・私は、ゆっくり見ていて、意外にも面白かったです(去年は、殆ど見ていなかったけど)・・・何が違うのか?

そうだ、応援合戦がない・・・それがなんか、スッキリとしていて良かった。
個人個人の歌唱やステージは、いつにも増して力が入って迫力があったし、良く考えていた。

どんな司会進行になるのか?
世界仰天ニュースのままの馴れ合いになるのか? 見る気も失せるのなら、まあイイや・・・と思っていましたが。

まるで紅白の枠を越えた感じで中居君も鶴瓶さんも、互いのチームの歌手を盛り立てていたし、紅白に対する好感度アップしました。
中居君は、鶴瓶さんが脱線しそうなところをしっかり押さえて進行に務めていたし・・・鶴瓶さんは、味のある話しぶりで、鶴瓶さんの感動が、そのままこちらに伝わって涙を誘っていた。
ただただ、大物歌手の歌うステージに、自分も一緒に出演していることに感激しているようだったが、そこがまた親近感が湧いたところかな。

NHK鶴瓶の家族に乾杯」は見ているので(お父さんが大好き、私はゲストによるかな?)気取らないのが良いし、気持ちが優しい・・・と絶賛するわけでもないが、私は退屈しなかった。
お爺ちゃんは、今年の紅白はなあ・・・と不満を漏らしていたが。
見る側の好感度は、マチマチなのは仕方ない。


特に印象に残ったのは・・・アンジェラ・アキさんの「サクラ色」気負いもなく、歌だけを聴かせる魅力がありました。
米米CLUB・・・流石の歌唱力でした。
そして、すぎもとまさとさん、心の奥まで染み渡りました。
あみん・・・プロっぽくない新鮮さがありました。素敵なカムバックでした。
Gackt・・・もう信じられない徹したこだわり・・・スケールの大きさに(歌はともかく)極めていました。
寺尾さん・・・大人の魅力で本当にカッコ良かった。
氷川君・・・この盛り上がりは、大トリでも良かったくらい。後ろのよさこい(北海道からの応援が迫力あった)氷川君も負けじと張り切っていました。
中村中さん、魂の叫びのような歌に引き込まれました。歌詞は悲しいです。
コブクロ鶴瓶さんが「この会場にお母さんがきっと来ていますよ(亡くなったお母さんが)喜んでいるでしょう」と言うので、涙なしではいられなかった。
秋川雅史さん「千の風になって」この曲に残された人がどれ程救われたか。特に力の入った(紅白での)歌唱力と、音程も完璧に歌い切りました。
最後の阿久悠さんを偲んだ4人によるトリ・・・やっぱり偉大な作詞家だったと、見ている誰もが思ったでしょう。

「歌の力、歌の絆」がテーマの今回の紅白・・・私はとても楽しめた。