年金、保険の行く末・・・?

hitto2008-04-16

後期高齢者医療制度が導入されて、、その対象となる後期高齢者が我が家にもいるので、まるっきり無関心ではいられない・・・早速年金受給書を手にしたお爺ちゃん(86才)は、その内訳の介護保険欄がいきなり倍近くなっているとこぼす。
お婆ちゃんを先に亡くしているので、お爺ちゃんは単身者の申告です。

夫婦世帯の負担は少なくなっているというのに、お爺ちゃんは、ガッカリです。
結局一ヶ月当たり7000円程多く自動的に引かれてしまったわけで、支給額だけの比較にすると物凄い衝撃があったらしく、開封後のショックからその場で怒鳴り散らしていました。

今日の新聞にも天引きされた年金額を見てあちこちで混乱したという声が取り上げられている。
他にも保険証が届かない・・・とか、年金記録問題は泣き寝入り・・・厚生労働省は次から次へと大変です。
どれもスッキリ解決しない問題ばかり。

その一方で、消費税を上げて基礎年金を税金で賄うという話が浮上しています。
そうなると、移行するのに40年はかかるとか。
これで、無年金になる人がいなくなるけど、それまで払ってきた人には大きな不満が出そう。
だけど、年金とは、最初から不公平なもの。
いくら真面目に払い続けたところで、受給まもなく亡くなった人の手には入らない。
逆に長〜く生きられた方にはその恩恵は計り知れない。

40年かかろうと、無年金の人がいなくなり、生活保護者も減るのなら、そうした方が良いと私は思う。
未払いの問題も無くなるのは画期的だろうし。払った分はそれに見合った額を上乗せしてくれれば良いこと。払い損にならないように注意して欲しい。

基礎年金は消費税で、それ以外の年金の加入も企業や個人が自由に選択出来れば良いのに・・・それ以上払わないで、今の暮らしに余裕を持ちたいと考える人もいるだろうし、その逆もある・・・。