「トップセールス」・・・感動

hitto2008-05-12

一仕事が終わって、午後からゆっくり録画してあったドラマを見ることに。NHK「トップセールス」を・・・。


時代は昭和55年懐かしい・・・ラストでは当時のフィルムが流れその頃の自分を重ねながら見入る。
今回は、泣かされどころが盛りだくさん。一人で見ていなければ、こんなに泣けなかった。

蒸発していた父親(石橋蓮司)との再会。岡野(蟹江敬三)の入院。岡野が19年付き合いが続いている得意先を久子(夏川結衣)が引き継いで行くことに・・・そこは、アルコール中毒の母親と、家庭内暴力の息子、そして家族から距離をおいて怒鳴ってばかりいる父親。蟹江さんが素敵でした・・・命をかけたとも言える感動的なシーンが目立ちました。
やっと、得意先(荒れた家庭が立ち直ったのでしょう)からの新車の契約を取り付け急いで報告しに病院へ向かった久子の前で岡野は亡くなっていました。
そして再び再会した親子三人水入らずの場面。別れ際、父親との想い出を父親が覚えていてくれていたこと。泣かずにはいられませんでした。

ドラマの中にはその時代を象徴する出来事を随所に取り入れたりしている。
今回は、同僚が「ジョン・レノンが死んだって・・・」「今年は、山口百恵が引退、王さんも引退、どうなっているんだこの年は・・・」と確か前回は、丸の内の爆破事件があった。

過ぎてしまうと、あ〜そうだった?と年代までは覚えていませんでした。
けれど、この頃までは、私もまだ現役のOL(結婚はしていましたが)当時のポットや車の形、ファッションを見ては時代を感じてしまいます。
でもホンの少し前の事のように、キラキラした思い出がたくさん詰まっている。

当時は、結婚適齢期でもある友人達の結婚ラッシュでした。
やはり柴田くん(椎名桔平)の妻、真理子(石田ひかり)さんのように家庭に入る女性が圧倒的に多かった。
その中にも当時から美貌を誇る約2名は独身を貫いている・・・未だに年賀状のやり取りはあるものの接点はまるで蜘蛛の糸のように見えない糸で繋がっている。