「ビューティフル・デイズ」2002年インドネシア

hitto2009-02-01

一昨日と一転、昨日は全く質の違う映画を見ました「ビューティフル・デイズ」2002年(NHKBS2)を観賞。


インドネシアで動員250万人というヒット作となった青春映画。女子高生チンタは、仲良しグループのリーダー的存在。詩を書くのが得意な彼女は仲間から「校内作詩コンクール」の優勝は今年も決まりだと騒がれていたが、優勝したのはクールな少年ランガだった。チンタは彼を意識し、次第にひかれていくのだが…。インドネシア語で「愛」と言う意味の名前を持つ少女チンタの恋と友情の悩みをさわやかに描いていく・・・・・byNHK


少し前に見たインドネシア映画「ガレージ」2006年(NHKアジア・フィルム・フェスティバル)だったか、そして「ビューティフル・デイズ」2002年の映画・・・今から5年以上も前の映画だったのか・・・


2本の映画からインドネシアの今を垣間見た気がします。この映画の若者の姿は、忘れていた私の過去を思い出させてくれるものだったりする・・・日本の今の若者はどうなんだろう?・・・この映画を見て共感できるのだろうか?
固い友情や初恋のほろ苦さを素直に感じ取れるなら良いが・・・覚めた表情で疑心暗鬼になり疎外感に囚われる若者が多いのでは?と要らぬ心配をしてしまう。


インドネシアで動員250万人という大ヒット作となった青春映画、「ビューティフル・デイズ」ストレートに伝える女子高生チンタの友情と恋の行方、私はチンタの揺れる乙女心を自分のことの様に・・・図々しいか、我が子の様に・・・ヤキモキしながら見ていました。


私の中の純真な心をこの映画が思い出させてくれたような気がします。
盛り上がる友情、特に女の子にありがちな団結、学生時代は言い争いをしても友を信じていた。
冷やかし半分で我がことのように恋愛話に耳を傾け、厚かましく恋愛感情に割って入ったあの頃、どこか切なく通ってきた道を鮮やかに蘇らせてくれた。
チンタの思いが手にとるように分かる私は乙女チックに胸が躍る。
良い映画だったよと、言うほどに照れくさくもありますが、インドネシアの健全な高校生の姿は爽やかで好感が持てました。
少女だった頃の私、こんな雰囲気の少女漫画にたくさん憧れて育ったような気がします。


2006年の海外の10大ニュースから・・・
第2位:ジャワ島地震で死者約6000人
インドネシアのジャワ島中部で5月27日早朝、マグニチュード6・3の地震が発生した。人口密集地である古都ジョクジャカルタ一帯で約5800人が死亡、40万人以上が家を失った。耐震性の低い簡素な構造の家屋が多いことが被害拡大につながった。


ジャワ島地震の前後にも・・・
2004年12月26日発生したマグニチュード9.3のスマトラ島沖地震。同じスマトラ島で2005年3月28日マグニチュード8.7の地震が、そして2007年9月12日発生したマグニチュード8.4 の地震・・・・・津波によってインド洋周辺諸国に大きな被害をもたらした・・・阪神大震災に匹敵する大災害、その後の復興の様子はとんと伝え聞くことが出来ない日本で、同じ映画を観賞したブログに記憶を呼び起こされました。
度重なる被害に遭われた人々に私は言葉を失う。


読売新聞  Y&Y日曜版
クロスワードの答え・・・・・モモタロウ
数独の答え・・・・・1+2=3・・・3