浜岡原発停止

hitto2011-05-07

菅首相が6日夜、首相官邸で記者会見、浜岡原発、全面停止、「国民の安全と安心を考えた重大な事故が発生した場合の日本社会全体の甚大な影響もあわせて考慮した」と説明。
「30年以内にマグニチュード8程度の想定東海地震が発生する可能性は87%と極めて切迫している」とも。
浜岡原発は、4、5号機が稼働中。
点検のため運転を停止中の3号機は、東日本大震災の影響で運転再開を延期していた。
1、2号機は運転を終了している。
経済産業省原子力安全・保安院は6日、浜岡原発の防波壁など津波対策の実現には2〜3年かかるとの見通しを示している。
防波壁などの津波対策が出来てから再稼働するということだろうか。
何にしても国民の安全を確保することに異議はなし。
 

すべての運転を止めると、電力の供給力は当初計画よりも約350万キロ・ワット減り、猛暑になれば夏の電力需給が逼迫する恐れもある。
夏場の電力供給が需要を下回る可能性が出てくるということらしい。
中部電の大口(工場)向け電力量は全体の約4割を占めており、トヨタ自動車をはじめ、製造業の一大集積地である中部地方の企業の操業にも影響が及びそう。
これはこれで日本はますます大変です。
失業者がまた増えることになるのかもしれない。
 

今日は一日快晴、大海原にヨットが浮かぶように、空には白い雲が寝そべっているようでした。
まるで呑気な国民だ。
雲なんか眺める余裕だってない人もいる。
あんな地震さえ起こらなければ・・と、それを思うのも被災者の方だろうに。