ゴールデンウイーク

hitto2011-05-05

今日はゴールデンウイーク、間の3連休最後の「こどもの日」、明日夫は一日出勤そして連休。
この頃は昔ほど鯉のぼりをあまり見かけなくなってしまったけれど、被災に合ったこども達も被災に合わなかったこども達も、どちらも大空を舞う鯉のように、悠々と社会に羽ばたいていけますように・・・そして思いやりを持った大人になりますように。


三連休、混雑している観光地を避けるように近場でウォーキング。
一日に約5000歩〜6000歩ぐらいか、腰痛がなくなったおかげです。
3日は夫婦で電車に乗って平城京まで、ここももしかすると混んでいるかと思いましたが、夫の読みが当りそれほどの混雑はありませんでした。
あの広大な敷地面積にするとまだまだ許容範囲で、電車の混み具合もそこそこ、ちゃんと座っていけました。
黄砂がなければもっと深呼吸してのびのびできたのになぁと思うと、少し残念でした。
あの広い敷地に何件住居が建てられるだろうか・・なんて震災の仮設がなかなか捗らないのでつい考えてしまったり。

4日は生駒の中腹をぐるり散策、5日はお買い物という予定だったのに長女が訪ねて来て次男が借りていたDVD「カラフル」を鑑賞したりS&GのDVDを鑑賞したりと、一日まったりとしていました。
子どもたちはバラバラで集合は成らず・・まあ、はじめから期待はしていません。


お爺ちゃんは3日と5日、祭日など関係なくデイサービスを受け、私もその時間に合わせて外出。
ヘルパーさんの休日は交替制で、こんな祭日の出勤は本当にご苦労様なことです。
ヘルパーさんの年齢は、小・中学生のお母さんという方が多いので、後日この埋め合わせをする工夫も考えなきゃならない。


例えば家族で外へ食事という、埋め合わせには打ってつけの焼き肉ホームパーティー
そんな幸せの絶頂でまさかの食中毒事故など、絶対あってはならないことが、この数日震災に替わって紙面を占め悲しくさせています。
私も3日の日、慣れない外食でお腹を壊したり、折角の御馳走に申し訳ないやら情けないやら、しかしもしも食中毒などとは絶対に考えたくない。
まして死に至る腸管出血性大腸菌などという死亡者を出す最悪の事態は、あのO―157を思い起こしてしまう。
何でこんなことが起きてしまうのか・・・死亡者がこれ以上に増えませんように。

遥かアメリカでは国際テロ組織「アル・カーイダ」指導者のウサマ・ビンラーディンをパキスタンで殺害した、などとオバマ大統領は「正義が成し遂げられた」と勝利宣言をしていました。
何に勝利したというのだろうか、テロ組織・・・この先もっと恐ろしいことが起きなければいいのだけれど。
テレビに映し出された群衆の歓喜、日本人にはこの感覚は理解できないだろうと思いました。
仮に仇討のような殺害でも決して諸手を挙げて祝うような神経は持ち合わせていないと思うし、どうにもこの報道は違和感を抱いてしまいます。
裁判も無くして殺害されていいのだろうか。
戦争なのだから問答無用とばかりに殺してしまったのか、9・11の遺族の方にしても、これで終わりという気持ちにはなれないと報じている。
インタビューに答えている日本の遺族の方も真実が分からなくなってしまった、と憤っていた。
報道はどこかオバマ政権を持ち上げているように見えて、何かわからないが恐ろしくやりきれない。


「暴力活動の根源は、貧困であり、差別であり、人間の尊厳がないがしろにされている世界の矛盾」  「無差別テロというゆがんだ思想を生んだ矛盾に、いま一度、世界が目を向けないかぎり、ビンラディンは生き続ける」 アメリカ総局長立野純二氏の論説から。(朝日)
松本サリン事件の 麻原彰晃がその場で殺害されたとしたら・・と、日本人の対応の方がまだ血が通っていると思った。