だから何なんだ?

hitto2011-05-02

連休中日、夫はカレンダー通りの休日を頂いて今日は出勤、私にとっては今日も休まるどころではなく、率先して部屋のお掃除、トイレの神様も喜んでいるに違いない。
仕事に精を出す夫から電話、空は黄砂に覆われているという知らせ、注意深く外を見ると霞がかっています、乾いた洗濯物を取り込まなければ。


今までは過ぎていく日常に対し疲れたという思いが支配していたのだけれど、こうした日常も当たり前ではないと思うようになり、一日を心底感謝しています。


昨日のエキシ、安藤美姫選手の演技にしみじみ癒されました。
レクイエムの祈りと感動の涙、神々を崇拝するものではないけれど、崇高な魂のようなものを感じました、それにとても美しく心が洗われました。
日本を元気にしてくれる力、若いアスリートたちに心から感謝。


ショート、フリーのテレビ観戦をしながら、思ったことや得点をメモ紙に書き込んでいたのだけれど、実際ブログに向かうと、そんなメモ書きなど眼中にはなく、簡潔に選手たちの印象などを書けません、ついついキーを叩く指は感情的に思いついたことばかりになってしまいます。
今日も・・多分、自分が相当気分屋であるということ・・自覚はしていますが、熱心なスケートファンのブログにはいつも感心させられます。


朝から掃除をしながらFMラジオを聴いています。
おおー、ポール・サイモンの懐かしいMe And Julio Down By The Schoolyard「僕とフリオと校庭で」が流れてきたので暫く手を休め聴き入ってしまいました。
なんて可愛らしい、といって現在のお歳は私より14歳も上なのですが、私の視点はもはや親の側から。セントラルのS&Gコンサートを観て始めて知った曲、アートのポールへの視線、あまりにピッタリに歌うものだから、アートはきっと何度もポールの曲を聴いて歌っていたのだわ、などと自分は思ってしまいました。
それから暫く何を歌っているのかネットで対訳を探したり。それも懐かしい。


続いて流れた曲が最近発売されたアルバムSo Beautiful Or So What(買いましたよ)やっぱり、ラジオから流れると感動してしまう。
リズミカルにギターが爪弾かれ、なんという都会的センス、歌詞の内容は理解できなくとも身体が自然に踊りだします(正確には頭のなかで)天才だわと、つくづく思ってしまいます。
Or So Whatの対訳「だから何なんだ」というところが本当にポールらしい、すこし投げやりに冷めたお言葉。
ものごと全てに対して、答えはいつも自分で見つけるものだから、問いかけの意味が深い。
時々歌詞カードを眺めながら曲のイメージを膨らまそうか、ただ流すだけの自分は勿体ない事をしています。
http://www.youtube.com/watch?v=3Op_rSKGYTo