S&G来日しないかなァ〜

hitto2008-11-12

ラジオから流れたリクエスト曲アート・ガーファンクルポール・サイモンジェームズ・テイラーと一緒にトリオで歌っている「(What A) Wonderful World 」を聴いてから。今一度、アート・ガーファンクルのCDを聴いて、やはり私は「Scissors Cutシザーズ・カット」のアルバムに落ちついてしまう。特にファンサイト
http://www.ne.jp/asahi/art/garfunkel/frame1.htm 
の解説を読みながら聴いていると、複雑な思いに捕らわれる・・・・・きっとアートの思いの旋律を心地よく聴く自分と、(アートの)当時の苦しみ(想像)とが交互に表れるからかもしれない。
このCDが過去の物であるように、アートの思いも過去のものとして仕舞われているのだろうか。
それでも今現在、引き出して聴く自分は余程この声に惹かれているからなのだと納得するしかないのです。

アートがこの世界に入る動機になったと思えることを証明するように、実際に時を越えて何度もリメイクされては未来の人達を励まし感動させることが出来る、素晴らしい職業だからと確信するのです。

この「Scissors Cut」のアルバムでも「In Cars」という曲の後半で、ポール・サイモンがアートと一緒に歌っています。
S&G解散後10年が経っていてもポールは、アートのアルバム作りに一役買っていることが又嬉しくてしかたがない。
もしアートが同じようにポールのアルバムに参加したのなら、コレはもうS&Gのアルバムということになってしまうから(それを望んでやまないけれど)、残念なことにポールにはそこまでの思いはなかったのでしょう。
伝説のセントラルパーク、コンサート後のポールのアルバム作りの過程が物語っています。
ここで二人のハーモニーが一瞬でも聴けるのですから贅沢は言えません。


何故にこんなにハーモニーに拘るのか?
二人の息の合う声が素晴らしいからに他ならないのですが、ポールもアートも言っているように二人で歌うと不思議な力を発揮するのです。
小学生の頃に知り合った二人がハーモニーを研究し、そして楽しみ同時に培ってきた友情・・・ソロとは違い互いに協調性を持って歌うので二人で歌えば完璧にハモれるという自負があるのかもしれません。
そう完璧・・・この魅力にハマった者としては、二人がステージに立つだけで鳥肌ものになってしまう。

昨日朝の「めざましテレビ」にキャロル・キングが再び来日するとかでピアノ弾き語りで「It's Too Lateイッツ・トゥー・レイト」を歌っていた。
なんとかしてS&Gも日本にやって来ないかなァ・・・・・