ポプコン出身

hitto2009-06-05

ニュースは、いたたまれない「17年間、ずーっと、ずーっと我慢してきた」と、これ以上の重い言葉があるだろうか・・冤罪が晴れて本当に良かった。


昨日の「徹子の部屋チャゲ&飛鳥チャゲさんがゲスト。
二人組のアーティストを見ると、いつの間にかS&Gと重ねて見てしまう。
チャゲアスのデビューは、殆どリアルタイムで知っていました。


チャゲさんは、飛鳥とは親以上に同じ景色、同じ環境にいたとしみじみ語っていました。
それが二人の活動を休止、今はソロとして活動するとか・・・。
今までも時々ソロで、またチャゲアスとして・・・と、ファンにとっては、理想的なユニットでした。


それにしてもポプコン出身のアーティストは、本当に実力派勢揃いでした。
当時テレビ、ラジオからもガンガン鳴っていましたし・・・音楽は私の身近なところにありましたが、ファンになって追っかけることはせず、ただ暮らしのBGM程度に楽しんでいました。
それでも30周年という長きに渡り歌番組は数知れず観ていました。



チャゲアスのキャッチコピーが「九州から大型台風上陸!熱い喉が衝き叫ぶ!」だったなんて初めて聞きましたが、なるほどそのような雰囲気の中でのデビューだった。
高校の途中で剣道の優待生として北海道から転校してきた飛鳥さんとの出会い・・・凄いなあ、北海道から九州へ、余程剣道の達人だったのでしょうか。
チャゲチャゲでグループを結成して歌い、飛鳥さんも剣道の傍ら別のグループで歌っていたとか。
校内の2大グループ・・・といって2組しかいなかったと笑い。


別々にポプコンに出場したり、ソロになっての九州大会ではチャゲがグランプリ、飛鳥が歌唱賞だったとか?それに目をつけたプロデュサー?が二人ユニットで歌ったら、と提案。
本選のグランプリを目指し「ひとり咲き」を歌ったけれど、演奏と歌が上手くかみ合わずグランプリを逃してしまった。
ところがその「ひとり咲き」でデビューすると大ヒット、続く「万里の川」も大ヒットと不動の人気を得ることに。


この時代のポプコンは本当に凄かった、曲のインパクトが強くて結構覚えている曲が多い。
中島みゆきさんもそうだったし、チャゲアスのライバルは「飛んで、飛んで・・・」の円広志さんだった。
八神純子さんもヒットメーカーだった・・・シンガーソングライターの登竜門だったのか。


個人的に驚いたのは世良さんの率いるツイストでした。
このころブルース・リーが大人気で私も大好き。私は世良さんが歌うのを聴いて、まるで歌う格闘技(ブルース・リーにも少し似ている)のように感じていました。


今回の休止は(チャゲアスの)解散になるのか、また一緒に歌うことがあるといいのですが。
また一緒に歌って、チャゲアスはやっぱりいいなと確認したいとも言っていたし、きっと二人のデュエットが聴ける日が来るのでしょう。
今はソロとしての活動に注目したい。